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20th Anniversary DREAMS COME TRUE CONCERT TOUR 2009“ドリしてます?" [Blu-ray]
ファン待望の作品です。ブルーレイにDVDの特典がつかないのは玉にきずですが、内容は素晴らしいもので十分に楽しめます。
収録曲数も多くボリュームがあります。規格としてDTS-HD MAで収録されているので音もかなりの臨場感があり、その場にいる
かのような感じです。☆4つなのは会場が大きいこともあって吉田美和さんの声が少し遠く聴きにくいことがあります。再生する
機器によって変わるかもしれませんが。LIVEのBlu-rayとしてはDTS-HD MAで十分なクオリティがあるので買って全く損はない
ものと思います。なによりも吉田美和さんのLIVEパフォーマンスはやはり素晴らしくお客を飽きさせないですね。あんなパフォー
マンスができる人はそうはいないでしょう。
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20th Anniversary DREAMS COME TRUE CONCERT TOUR 2009“ドリしてます?”(初回限定盤) [DVD]
2人のパワーがほんとに凄かった!参った!!
アリーナサイズに対してセットが良くできてて
会場全体が楽しめるステージ。
個人的には衣装がステキで良く覚えてマス。
あのステージがDVDまた観られるなんて!
DO YOU DREAMS COME TRUE?はもちろん
なつかしのあの曲まで、あっという間。
かなりおススメです!!
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LOVE CENTRAL(初回限定盤)
今回はしょっぱなから一気にもっていかれました。
美和さんのパワフルかつ透き通ったハイトーンボイスの連発。
壮大だけど謎めいたオープニングから、曲間もなく一気に「その先へ」。
すべてがクリアで、青空に突き抜けていくような音一つ一つの何と魅力的なことか。
「ANOTHER JUNK IN MY TRUNK」では意味深な言葉遊びと、狂おしいほど愛らしいボーカルをたっぷり堪能。
「POISON CENTRAL」では恋の悪魔が自由自在に歌い遊んで、音楽の喜びを満喫させる。
日本でジャズを歌わせたら屈指の歌手、吉田美和にしかできない驚きの表現に度肝をぬかれます。
「FALL IN LOVE AGAIN」はコーラスアレンジやメロディの動きなど、初期のさわやかで初々しい雰囲気。
自然と涙腺が緩んでしまうような懐かしさを覚える人は多いはず。
アルバムの中間点にはあの「ねぇ」が君臨。何度聴いても感動で言葉を失ってしまう、本当の意味での名曲ですね。
後半も、「せつなくない?」「風切っていこう!」「THE ONE」など新しいドリカムと懐かしいドリカムの要素が見事に溶け合った
「未体験」の曲ばかり。
配信限定だった、冬にぴったりの「GODSPEED!」が収録されたのもうれしいですね。
全編を通して、一つのミュージカル映画を見たような、あっという間の54分。
曲順も見事ですね。最後の曲のエンディング部分がオープニング曲につながっているので、
自然と、何度でもリピートしたくなります。
年齢や性別を問わず、どんな人でも、それぞれの生き方や価値観にあった宝物を、
音楽を通じて新しく発見できる一枚だと思います。
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GREATEST HITS“THE SOUL”
ドリカムの音楽から伝わる風景やドラマには、心の底から笑顔になる楽しさや、身を切るような切なさ、複雑さや戸惑い、構図の綺麗さ、登場人物のかわいさなど様々な色彩が感じられます。どれも心が高鳴る素敵な音楽です。素敵、とは辞書によれば【自分の気持ちにあっていて、心をひかれるさま】ということですが、 私の実感ではドリカム音楽は心を洗ってくれるような感覚なんです。つまりその音楽にはピュアさがあり、それを感じる我々にも純粋さがあることを呼び起こしてくれるような、音楽と我々のハートとの共鳴があります。その浸透がとてもスムーズで心と高くシンクロするから素敵な音楽だなと思いました。
そのピュアさとは例えばそれが幸せな物語だろうと悲しい話だろうと、純度の高い心象風景が綴られていることです。いちばん端的なのは「未来予想図2」ですが“ドリームス・カム・トゥルー”という名の通り、ドリカム音楽にはある種の淡い夢のような余計なものを削いだ純粋性が存在し、日常と近い歌詞でありながらも日常の少し先にある世界、切なくも綺麗な夢をキラキラと見せてくれるのです。そしてその夢がいつでも我々に降りてくるような、近づいてくるよう な共感があります。まるで日常と夢との限りない交差とでも言うような我々の心と音楽とのシンクロ性の高さです。その交差の中でキラキラしたものが我々と重なり浸透してくるから、私などは日常の中からその少し先にある彼らの世界を眺めるとき、非常にピュアに返れる気がしています。
しかしピュアといっても単純、ということでは決してありません。あくまで浮かんできた感情がストレートに我々の心に飛び込んでくる純度のことです。吉田氏の一曲におけることば数は少なく、それでいて難しいシチュエーションと複雑な心境が多く、その緻密に編まれた心象をシンプルな行間でみせてくる物語が特徴的 です。だから、ドリカムの音楽は心で感じる音楽だと思うし何度も咀嚼する中に、多様な味わいを覚えるのです。
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WONDER LAND’95~史上最強の移動遊園地ドリカムワンダーランド・50万人のドリームキャッチ [VHS]
僕が一番好きだった頃のドリカムワンダーランドライブ。まさに、彼等の代表作ばかりで、選曲に文句はありません。前作とちがい、ほぼライブの全貌が、ビデオ化されてます。強いていえば、「未来予想図」が、IIだけなことか。とにかく、ライブの醍醐味が、たっぷりと楽しめること、請け合いです。また、美和さんの動くこと動くこと。定番の「うれしいたのしい大好き」は、間奏の中での、ドラムの濱田さんのシンコペーションフィルが、とってもカッコいい。濱田さん、この前高円寺ジロキチで、ライブみました、とっても良いドラムでしたよ。あ、これは蛇足。あと、夕暮れ時の「悲しいKISS」も、雰囲気がとってもよくマル。選曲、歌、演奏、映像、どれも文句ありません。最近のドリカムはもう聴いてませんが、このビデオはお薦めです。