ハナミズキ スタンダード・エディション [DVD]
何度も諦めながら遂に初恋の人と結ばれる瑞々しい恋の物語です。
舞台は北海道。釧路あたりでしょうか。漁港です。
父親の漁師を継ぐ一人息子が別の高校に通う美少女を駅で見かけます。
やっとの思いで彼女の気持ちを掴んで有頂天になる少年。
彼女の家の庭には大きなハナミズキがありました。
彼女は母親に育てられたため、大学に進学し母に楽をさせてあげたいと考えています。
東京に行った彼女を訪ねたとき、少年は田舎者のコンプレックスを感じてしまいます。
そこに、漁師の厳しい現実が降りかかってきます。
二人の間の微妙な歪みは次第に広がってゆきます。
彼女をとるか家族をとるか選択を迫られた少年は北海道で家を守り家族を守るため地元の女性との結婚を決意します。
少女は、就職活動が上手くいかず途方にくれますが、写真で身を立てようとする先輩を追ってアメリカに行きました。
彼女はその先輩の求婚を受けますが、その先輩は取材先の戦地で死んでしまいます。
喪失状態の彼女は、両親の思い出の地を訪ねました。そこにあったのは・・・・。
主演の新垣結衣さん、生田斗真さんの新鮮さも良かったですけど、向井理さんですね。抜群の存在感でした。
『ゲゲゲの女房』は一度も見ていなかったので、名前は後で知ったくらいでしたが、画面に登場した瞬間オーラのようなものを感じました。スター性というんでしょうね。
もつれたところは韓国ドラマの印象でした。
瑞々しいラブストーリーです。
新感線プロデュース いのうえ歌舞伎☆號『IZO』 [DVD]
正義がなにかを結局分からないままでも、以蔵が斬りつづけ、生を全うした姿を見終えて、「なんて惨い時代なんだ」という感想だけが残る舞台ではない気がします。
登場人物たちが、怒りと悲しみと絶望に振り回されながらも、生き生きと動き回る姿は、自分と全く別世界の人には感じられない。
政治も社会も、背景は現代と全く違うけれど、
「もがき苦しみながらも、自分の運命を受け入れる」
そんな潔さを、森田さん演じる以蔵を始め、登場人物たちから受け止めた舞台でした。
この舞台で、以蔵役の森田さんは“俳優・森田剛”の奥行きを魅せています。
テレビのお茶目な姿、コンサートでの格好良さとは程遠い、泥くささは“以蔵”そのもの。
どこか幼く不器用な生き方に、彼にしか出せない憂いを感じ取れると思います。“俳優・森田剛さん”に、今後も期待です☆
また、半平太役の田辺誠一さんは、自分の正義のためにゆるがない厳しさを、どこか「嫌な奴(苦笑)」を漂わせ演じています。普段、二枚目ないしは面白キャラの演技を多く見かけますので、そのギャップも見ものです(役作りのために体格がよくなっている!)。
ちなみに、池田さん演じる龍馬は、好きにならずにいられない破天荒っぷりですよ(^^*)
ジャニーズ座長だから・・・などと言わず、是非男性に見て頂きたいです。きっと、心揺さぶられると思います。
SHINKANSEN ☆ NEXUS vol.2 「Cat in the Red Boots」 [DVD]
この舞台8回観ました。生田斗真くんプラス新感線の魅力あふれる素晴らしい作品です。
DVD化待ってました!ほんと夢のようです。あの感動を家で味わいたい。発売待ち遠しいな〜!
ハナミズキ プレミアム・エディション(2枚組) [DVD]
恋愛モノは別れたり悲しい結末だったりとかで敬遠することが多い方もいるかと思います。
この作品は結末的にはそうではありませんが。話の展開が現実的に有り得ないような感じも否めませんが、時折切なく感じるシーンもありますので、これはこれで素敵なストーリーだと思います。
主演の新垣結衣さんが高校生から大学生、海外で活躍する会社員など、大人の入り口からホントの大人に至る変化を演じています。新垣ファンは楽しいでしょう。
遠距離恋愛の思い出がある方々には賛否両論(実体験がこの作品評価を左右する)であるかもしれません。
会いたくても会えないのは辛いですよ。
その距離から、向井理演じる大学の先輩のと結婚話にまで発展しますが、どんでん返しがあるという(道化ですか。向井さんは)…。
もうひとりの主役、生田斗真演じる康平も別の女性に心寄せたりするなど、お互い吁用曲折した果てに、お互い惹かれてまた再会するあたり…色々あったけどやっぱりあなたが好きだってのは、本当に結ばれているんだなあ、という、物語であっても羨ましいなぁと思ってしまいました。
遠距離恋愛を乗り越えて「ふたり」を叶えた方々には、過去を想いだしたりとかで心温まる作品じゃないでしょうか。