永遠の畳職人おんちゃんのこってり動画研究所

ここを友達に教える
おすすめベスト10!
1.no one else
2.勝手にシンドバッド
3.デジタルデビル物語 女神転生
4.南京虫
5.2nn
6.同窓会
7.石見銀山
8.ブラウス
9.ホテリアー
10.ダイエット

i-mobile
完訳 紫禁城の黄昏(上) (祥伝社黄金文庫) 『異文化コミュニケーション』に掲載された中山先生の論文を読んで完訳を買ったのです。ついでに中国のネット書店を検索してみれば、英語版もあるし中国語訳も出ているらしいです。多分、岩波文庫が出版された当時とは事情が変わったかもしれません。また、康有為は今でも中国で高く評価されている人物で、皇帝を擁護する有名人としてもよく知られています(この点でややマイナスに評価されているけど)。
工学部・水柿助教授の日常 (幻冬舎文庫) 大変面白くて笑い転げてしまいました。小説ではありますが、実質はエッセイみたいなもので、ミステリのパロディと先生の日常(にかなり近いと予想される)を面白おかしく書いています。
珍妃の井戸 (講談社文庫) 光緒帝に愛された妃、珍妃が義和団事件の混乱の中、井戸に投げ込まれて死んだという歴史があります。
中国の人にとっては、誰でも知っているような事件なんだそうです。犯人は西太后。
この定説をミステリーに仕立て上げた作品です。
真犯人を捜索するのはイギリス、ロシア、ドイツ、日本の高官です。
当時立憲君主制であった4カ国は、この事件を国体の危機と捉えます。
珍妃の死に、何が隠されているのか。
それは、芥川の『藪の中』にも似た迷宮の入り口でした。
中国清朝を舞台にしたミステリーを成立させた著者の力量に唸らされると同時にこの時代への関心が高まります。
清朝末期の中国の様相が活写され、歴史が血肉を持って甦ってくるようです。
ただ、難点を挙げれば、同じ漢字を使いながら日本語の発音と異なる点です。
著者は、固有名詞など中国の音を振っていますがこれがなかなか読みづらいのです。
「珍妃(ちんぴ)」を、文中では「チェンフェイ」と振り仮名を当てています。
読みづらかったのは、この振り仮名の影響が大きいと思われます。
袁世凱には、ユアンシーカイ。西太后にはシータイホウ。別称として老仏爺(ラオフオイエ)、老祖宗(ラオヅツオン)。光緒帝(エンペラー・クンシユイ)。別称、万歳爺(ワンソイエ)などが充てられています。
『蒼穹の昴』の続編にあたると思われますので、順番どおりに読まれるのが良いかと思います。

☆人気サイトランキング☆

i-mobile

[ニュース|着メロ|SNS]
[動画|ゲーム|ヤフオク]
[便利|辞書|交通]
[ランキング|天気|メル友]
[住まい|マネー|ギャンブル]
メル友募集掲示板☆
ケータイランキング!