SIM CITY
「君なら90年代のDark Side of the Moonを作れるよ」と友人の音楽評論家に言われてこの作品に着手したそうですが、月の影やエコーズにその片鱗は感じられます。制作途中でタイがマイブームになりアジア風味が増したそうですが、それでもアルバムの統一感は損なわれていないのがヒラサワたる所以でしょう。こなかった未来を仏教の輪廻すら感じさせる時空の広さで表現する懐の深さ。そこいらの薄っぺらい産業ロックには到底真似できないものです。私にとって、アルバム全体の統一感、出来からいえばヒラサワソロ作でこれが一番です。
Frank Miller's Complete Sin City Library [Amazon.com Exclusive] (Paperback)
超絶傑作映画「シン・シティー」の原作コミックシリーズの全七巻勢揃いセット。1巻から7巻までを順に並べると、映画にもでてくるNancyのクールな絵姿になる(2巻目の83ページの絵と同じ)。映画は1巻,3巻,4巻からのエピソードが中心だが、他の巻にも、映画の登場人物たちが現れ、彼らをより深く知ることができる。映画版と比較すると、映画の方がより洗練されていて、コミックの方がより大胆でダイナミックな印象を受ける。いずれにしても、圧倒的な作品であることには変わりがない。映画と同じく、パート・カラーの手法が効果的に用いられている。映画で観客を(少なくとも私を)魅了した冒頭のエピソードは、第6巻のBooze, Broads,&Bulletsに納められている。ちなみにこの巻はショート・ストーリー集として構成されている。
シン・シティ [Blu-ray]
個人的にBlu-rayで一番観たい映画がこの作品だったのでまさに待っていました、という
感じですぐに購入しました。
全編通してモノクロ(一部着彩)という映像表現の作品ゆえ、DVDでは平坦な感じに
なってしまっていたのですが、このBlu-rayでは奥行きと深みのある映像が十分に
楽しめます。
フルカラーの映画もBlu-rayでは光の美しさや奥行きのある美しい映像が楽しめるので
良いと思いますが、このシン・シティのような意図的に映像表現にこだわった作品こそ
Blu-rayで観る価値がより一層あると思います。
もちろん映像だけでなくストーリーも凄く良いです。
一部バイオレンスな表現が含まれるのでそういったものが苦手な方にはオススメできませんが
バイオレンスが主体ではなく「男の生き様」と「愛」がテーマのとてもカッコイイ映画なので
個人的にはとても好きな作品です。
3部構成でありながらとてもよくまとまっていて、ブルース・ウィリス、 ミッキー・ローク、
クライヴ・オーウェン, ジェシカ・アルバ、イライジャ・ウッドなど豪華な出演陣を中心に
全てのキャラクターが十分にいかされていて実に見応えのある作品に仕上がっていると思います。
DVDのプレミアムエディションと同等の内容なので特典に不満がある方もいらっしゃるかも
しれませんが、個人的には手放しで☆5個・・・では足りないくらいの素晴らしい作品だと
思います。
Blu-rayをハイビジョンで観れる環境がある方には是非一度観ていただきたい作品です。
T(2DVD付)
先にレビューを書いて頂いた方々の中には何人の方が、今回の値段が高すぎるんではないかと仰いました。最初に東方神起のオフィシャルサイトで見た時で私もそう思ったんですが、較べてみたら、入っているものと値段が実際には他のアーティストよりも安いんではないかと、初めて気づきました。
日本のアーティストの場合、ツアーDVD2枚の値段がこれと同値ではないんでしょうか?もしかするとこれより高い場合も少なくはないと思います。もちろん、ツアーDVDとかはコスト的にかかるんですけれども、画質が良くないとか、記録されて欲しい所が抜けているとかの点もありますので。しかし、今回はDVD2枚とCD2枚で、音楽やライブ、MVまで楽しむことができ、この値段で一パックで買うことができるなんて、正直言って安過ぎます!
こう言えるのはファンであるための私だけかもしれないんですけど、東方神起のファンだけではなく、他の日本アーティストのファンでもあり、ファンとして好きなアーティストに対するサポートや応援という気持ちを伝えたいと思いますから、これを買います!そして、ずっとこういう完全(歌からライブまで一品に)で大人的な面を見せる東方神起のアルバムを期待していたから、星5つあげます!
レゴ シティ トレイン 新カーゴ・トレイン
電気機関車と貨車が3両に線路とコンテナトラックとクレーンがセットになって盛り沢山、加えてモーター台車と電池ボックスとリモコンが付いています。一つ一つの組み立ては簡単ですが、数が多いので子供の手には余り、親子で手分けして組み立てました。できあがりはカラフルでカッコよく、ワクワクします。そして、走らせてみると、電車のおもちゃとしてもよくできています。作ってあそんで、走らせてあそんで、改造して遊んで、と存分に楽しんでいました。
リモコンはダイアル式になっており、前進7段階、後進7段階の速度調節ができます。ノロノロしたスピードから脱線しそうなスピードまで滑らかに調節することができ、例えば機関車で貨車を迎えに行って静かに連結し、全速力で発進するなどの操作が子どもでも簡単にできます。モーターは低回転から十分なトルクがあるので、重い貨物を引っぱりながらも車輪が空転しないように調節しながら発進させてみる、など、鉄道模型チックな醍醐味があじわえます。セットに入っている線路は組み上げると畳一枚弱のフットプリントになり、ひとまず十分な長さがあります。
ここからは蛇足ですが、このリモコンは他のパワーファンクションのリモコンとしても使えるようです。恐竜のセットで確認したところ、歩みを速くしたり遅くしたりできます。また、電池ボックスは某緑色の機関車用の充電池と同じサイズで流用ができました。そして、モーター台車はむかしの列車のセットにも使えそうです(確認はしていません)。
高いおもちゃですが、うまくシステム化されていて展開が見えるので、出費を正当化しやすいのではないでしょうか。まあ、こんな言い訳をしなくても、電車が好きなお子様なら喜んでくれること間違いなしです。
要望としては、追加の線路などのサプリメントを日本でもちゃんと供給するべきだと思います。