雨上がりのミライ
AnimeloSummerLive2010にて初めて聞きました。
会場で聞いた瞬間ピンときて、自宅に帰るなり即注文
今現在も通勤時や落ち込んだ時、そしてカラオケなどでも
よく歌っています。
明るい曲調、そして畑亜紀さんに魅力的かつ楽しげな歌詞
4人の素晴らしい歌声を、ぜひあなたも聞いてみてください。
警官の血〈上〉 (新潮文庫)
三代にわたる警官に関する物語で、読み応えのある小説である。
佐々木氏の小説は、実は読むのが初めてであるこを前提に書かせてもらうが、本作に関していえば描写が丁寧であり、ディテールにリアリティがあり好感が持てる。特に戦後の谷中や学生運動さなかの時代風景の描写は格別である。瑣末的で細かすぎるわけでもない点ところがこの作家のバランス感覚か。
一方で、描かれる人物は淡白な描写を受ける。主人公たちの人生に対する目的や受容の仕方は、ある意味で悩みがなく芯が通っている。彼らの生き方には、清涼さを感じるものの、生ずるドラマが散発的で読者にとって意味をみつけにくい。
しかし、彼があえて「血」というものを題名に持ってきた理由は明白である。代々受け継いだ「血」は、警官になることを通して描く自分の周りの小さな人生そのものであり、祖父や父が背負った人生を精算しながら自らも受け継ぎ濃くしてゆくという、人間としての連綿とした生き方である。代が変わるに連れて、清濁併せ持つキャラクターに磨きがかかっていく様は見事である。
事件はここでは脇役でしかない。従って、ミステリーの真相が肩透かしをくらうようなものであったとしても、それゆえにこそ、といったところなのだろう。見事である。
イナズマイレブン 01 [DVD]
はっきり言います。
馬鹿にしてました。
すいません。
このアニメを初めて観た時は「驚き」しかありませんでした。
「ゴットハンド!!」や「トライペガサス!!」と叫んで何か出てくるし、ネーミングセンスが失笑ものだったのですから…
ですが、最近になりなんとなくネットで観てみたら面白く、ついつい一気に観てしまう位でした。
こんなのサッカーじゃない
ありえない
アニメだからってやり過ぎ
いえいえ
皆さん、彼等は「超次元」で闘っているのです。
そんな彼等に「常識」は通用しません。
心を子供にすれば楽しめる作品かもしれませんね。
正解はひとつ!じゃない!!
シャロかわいいです。
シャロリングをスルメの如くねぶり、染み出したシャロエキスでご飯食いたいです
シャロの困った顔かわいいです。シャロの悲鳴はなんというか、脳の奥底に眠る、おんなのこかわいい中枢とかおんなのこかわいい本能あたりに直接攻撃してきてその瞬間ぼくは崩れ落ちてシャロに求婚してしまいます。
シャロスキーもひとり!じゃない!!と信じています
仮借なき明日 (集英社文庫)
ハードボイルド小説というと、アウトローというか反社会的勢力に属するような主人公が、すさまじい暴力を繰り広げるような話が多いという印象を持っていましたが、本書の主人公はメーカー勤務のサラリーマンです。
主人公原田は、経済的に会社に依存しなくて良い境遇にあり、会社の奴隷ではなく自己の原理原則に従って行動するけれども、会社という組織の一員としてやるべき仕事はきちんと遂行しようとするという基本スタンスがあり、本書において様々な暴力・苦難に遭遇しつつも、その基本スタンスを守っていきます。
そして困難な会社の任務を遂行していく中で、その任務遂行を妨害しようとする反社会的勢力等に対し、知恵を使い、場合によっては実力行使で対抗していくわけですが、知恵や実力行使そのものというよりは自己の原理原則を守っていくストイックさにこそ爽快感を感じました。
ハードボイルド小説でありながら濡れ場がないという点も新鮮で、主人公のストイックさを裏付けているようで好印象でした。
ネタバレにならぬようこれ以上の詳細は控えますが、痛快・爽快な一冊です。