ハートに火をつけて/バックトラック スペシャル・エディション [DVD]
旧盤の「バックトラック」を所有していますが、今回の方が画質は大幅に向上しています。
この映画で良く引き合いに出される「デニス・ホッパーがジョディ・フォスターに黒い下着を着させる」シーンでも、旧盤では暗すぎて何をしているのか良く分かりません。
全体的に画調が明るくなっており、2層式から1層式になったことによるデメリットを差し引いても、2作を同時に入手できることもあって本商品は有意義なリリースだと思います。
この程度の画質のDVDは、70年代・80年代映画では良くあり、個人的には許容範囲かと思います。
少なくとも旧盤を購入する必要は全くないと思います。
牧場物語3 ハートに火をつけて 完全攻略ガイド
攻略本を見ずに全エンディングを制覇したかったけれど、
泣く泣く買ったのがこの本でした。
登場するキャラクターのプロフィールや生活パターンは、
やり込む前の人には良いかも!
NEWS BEAT
1~5が博多時代からの旧ナンバー、6~10がプロデビュー後の新曲。
ラモーンズ似の1、ピストルズ影響下の6より、正調モッズ節の3、9が
やはり魅力的。特に3、テンポの不安定さを吹き飛ばすイントロ中の
シャウト「LEAVE ME ALONE!」は、共感喚起力に富む。
ハートに火をつけて [DVD]
デニス・ホッパーが監督の作品。しかし当時(1989年)製作会社が勝手に編集を変えたことに怒ったホッパーがクレジットを拒否、匿名の「アラン・スミシー」名義となってしまった。アメリカでは上映は見送られたが、日本では1991年「ハートに火をつけて」のタイトルで上映。数年後「ハートに火をつけて」のオリジナル・バージョンとしてデニス・ホッパー自身によって「バックトラック」が出来た。作品の中身の評価に至らないうちに、ゴタゴタやジョディー・フォスターのヌードで有名になってしまった感があるのは残念だが仕方ない。
両作品共に殺人事件の目撃者アン(ジョディー・フォスター)と、殺し屋マイロ(デニス・ホッパー)の奇妙な愛の逃避行が描かれていることには間違いない。クライムロード・ムービーというよりラブロマンス。
「バックトラック」に比べ、マイロの愛はストレート。マイロの気持ちに迷いが少ない。アンの迷いも少なく見える。そもそもどこから見ても「不可思議な愛」である。予想外の結末も面白い。
これは「ロマンス」と言うより「ストックホルム・シンドローム」ではないのかと思うのだが野暮な考えは捨てよう。これが「映画」の面白さ。
ハートに火をつけて
歌も演奏も巧い。少なくともドアーズは60年代の他のバンドと比べればはるかに技巧的だ。
ベースレスでオルガンが鳴りまくるスタイルは斬新だし、ジムモリスンの歌唱は意外にも正攻法だ。
そういったサウンドにモリスンの詩が乗り、更にモリスンのむせる程香り高い個の魅力がかぶさり、唯一無二の世界が現出する。
それは耽美ともいえるし、頽廃ともいえる。ハートに火がつくよ。
アメリカ西海岸出身だが、むしろ古代ギリシアや中世ヨーロッパから現れたような感じさえする。
数年後モリスンはドラッグと酒に溺れ死をむかえる。しかしもう、
その徴候が、黒い影、悪魔が、もうモリスンに取り憑き始めてる。