東京タワー 通常版 [DVD]
黒木さん、きれいですね。
岡田くんの切ない演技も、オニキスのように黒光りしてます。
寺島さんは、中年女性を体当たりで代弁。
キャストがよかったと思います。
原著よりラストの後味が良かった。
好きな映画の数に入ります。
冷静と情熱のあいだ―Rosso (角川文庫)
RossoとBluが、1つの恋愛に対して、それぞれ主人公のあおいと順正の側から書かれたものであり、2人が別れてから10年の時を過ごし再会するまでの出来事と心の動きが非常に繊細に描写されています。
日常生活のふとした事から、つらい別れ方をした恋人順正とのことを思い出しては考えるという、一見惨めにも見える繰り返しが疑似体験として理解できると思います。Rossoはあおいの現在のアメリカ人の恋人マーブとの生活が90%を占めていますが、彼女の思いの90%がマーブではなく順正にある点の描写がうまいと思います。一人の人をすごく愛したことのある人には、特に心に響く表現でいっぱいです。江國さんの繊細さにおどろかされます。あなたが女性なら、また、ストーリーをやきもきして読みたいなら、Rossoから読むことをお薦めします。Rossoを読んだらbluも読まないと損です。
Twinkle Twinkle
あまりにも有名な、江国香織の小説「きらきらひかる」の英語版。
透明感のある彼女の文体が、英語でどのように翻訳されているのか
読んでみる価値は絶対にあり。
ただ・・・表紙(カバーを取るとますます)がちょっと・・・
あまりにもストーリーに合っていなくてビックリ。
もう少しなんとかならなかったのかなァ(苦笑)その点で
星ひとつ欠いて4つの評価。
冷静と情熱のあいだ(通常版) [DVD]
まず映像が良い。監督が良いのか、設定がイタリアだからか、スケールの大きい日本っぽくない映画ですよね。シャイな2人の内に秘めた想いが最終的に実ったと言うのが日本人の好きそうな話だと思いますが。ケリーチャンは前からミステリアスな感じが好きな女優です。私は華僑の男の子と国際恋愛の経験があり、今でもhkとtwには大事な友達がたくさんいます。心が温かくて、しかし、自分の意見はきちんと持っていて、自己主張をする人達。ケリーの恋人役のマイケルゥオン、私の前の彼は彼ほどかっこよくはなかったですけど、華僑独特、彼は確かシンガポール出身ですが、現在の日本の男子にはないインターナショナルで自信がある独特の感じはとても似ています。この映画のなかで1番好きなのはミラノの二人の家での場面。竹之内豊がはじめて家に来たときのマイケルと竹之内の会話、言葉にはしない大人の男同士の争い、ケリーとマイケルのすれちがい、浮気をしたり、自分の気持ちに自信が持てないときほどi love youと言葉にして自分の気持ちを確かめたくなるもの。篠原涼子の竹之内への愛情表現は精神的に大人になれない日本の女子の代表のような感じで、嫌悪感を持ちましたが、年をとるごとに強くなっていく自分にはできない素直さが羨ましさに変わりました。あれだけ自分を素直に表現し甘えられたら気持ち良いだろうと。是非、日本男子のみなさんに見てほしいです。この映画のマイケルは私の理想の彼氏です。私は日本人で日本の男子が好きでありたいけれど、ああいう会話が出来る男ってなかなかいないですね。女の意見を恐れず、人間としてつきあえて、そして日々てれずに愛情表現をしてくれる。特に今の40代以上の人。体は若くて、家事をしてくれて、自分に口ごたえしない女が理想と思ってるんじゃないですかね。悲しい現実ですね。
tokyo tower o.s.t
目を閉じて音楽をかけるとあの「東京タワー」が浮かびます。
それくらい何度も見た映画のサントラ。誰かを恋しいと思ったときに聞くと変ですが勇気がじわじわわいてきます。
好きな人に電話出来ないもどかしい気持ちを音楽によって強くなれます(実際勇気が出ない私も好きな人に電話したりメールしたり・・叶わない恋ですけど)
内容も充実していると思う。