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ニコニコ動画の歌い手さん、プロデューサーさん、イラストレターさんという2.5次元のアルバムということで購入に迷いもありました。
結果は、1曲目「undecidable」を聞いた瞬間に迷いに負けなくて良かったと思いました。
各歌い手さんが個性を持ちつつ、デュオ、トリオ、カルテット、クィンテットと声を重ねてPointFiveというユニットを作り上げていて、非常に耳に心地よい満足な1枚です。
ハモネプがお好きな人には、是非。
ジェイミー・キングのROCK your BODY [DVD]
私はダンス大好きなので このDVDには超満足です。
なんたってマドンナとかブリトニーの振付とかしちゃう人のエクササイズですもん
振りもかっこいいし 生DJでスタジオの雰囲気もノリノリで
できるとかできないとか関係なく とにかく楽しい!
そしてジェイミー・キング かっこいいです、なかなかのイケメンです☆
わかりにくい振りはちゃんと分解して説明してくれてるし
ダンスが好きな人には絶対におすすめ!
Ben Folds Five: Whatever And Ever Amen (Transcribed Scores)
この本は、Ben Folds FiveのWHATEVER AND EVER AMEN のバンドスコアです。当然、ピアノ譜は完全に採譜されていて、1曲目の「One Angry Dwarf and 200 Solemn Faces」のノリのいいピアノも弾けてしまいます。ピアノ、ベースタブ譜、ドラム、と、最初のページにギターコード譜が掲載されています。ベンのかっこいいピアノがお手軽に真似できますよ。
みんなのうた ベストヒット・コレクション [DVD]
NHK教育の「みんなのうた」は、間違いなく日本一有名な童謡番組だろう。この番組の良いところは、子供だけを対象とせず、大人も楽しめる有名・無名の様々なアーティストによる幅広い曲目と、クオリティの高い映像であると私は思う。
このDVDには、昨年、幼児向け番組とは思えないメロディ・歌詞と幻想的なアニメーションが話題となった「月のワルツ」(諫山実生)など、2005年の「スノウドロップ」(林明日香)から、『怖い曲』として有名な1984年の「メトロポリタン美術館」(大貫妙子)まで、合計21曲が収められている。前述の通り、どれもメッセージ性と映像の完成度が高いものばかりだ。数年前にブームを起こし、今も人気がある「リラクゼーション(癒し)」の音楽であるといえる。
これは本来子供の為の番組/DVDなので、当然、幼い子が見ても楽しめるはずだが、私の目には、この曲集は「大人のための童話」であると映った。昔、これらの曲を見聴きした者は、幼い頃の懐かしい気持ちを思い出すと同時に、「メトロ~」のように、昔は怖かった曲が楽しくなっていたりと、自分自身の変化を感じられるかもしれない。そして、最近の新しい歌に触れることにより、新しい感動を覚えるだろう。だからこそ、「みんなのうた」はいつまでも語り継がれて、多くの人の心に残っているのだと思う。
子育て中のお母さん、お父さん、子どもたちはもちろん、子供がいない方々や若い人々など、「みんな」にこのDVDを見てもらいたい。
小説ドラゴンクエスト5―天空の花嫁〈3〉 (ドラゴンクエストノベルズ)
この作品はドラゴンクエストシリーズの中でも、当時それ以前と比べ異色の作品のと呼ばれたTVゲーム「ドラゴンクエストV 天空の花嫁」をモチーフにして久美沙織氏が小説にした作品で、ゲームのオリジナルストーリーとは若干異なっておりますが、大変感動的でそれでいて、人間の本質に迫ってくるような深さも感じさせるストーリーに仕上がっております。それは、この作品の主人公「リュカ」が数奇な、激動に満ちた境遇の変化の中で痛めつけられ、忍耐を強要され、ずっと黙って耐えてきたにも関わらず、兜や剣を身に付けられないという残酷な現実を突きつけられますが、自分の役割というものをしっかり認識し、いずれやって来るであろう時のために辛抱し、待ち続ける。という点に集約されるのではないかと思いました。この人物自身は剣こそ持つことができませんでしたが、光り輝く杖を持ち、彼の何物にも代えがたい大切な家族、国家ひいては世界を照らし、守ることができました。己の運命に謙虚に耐え、そして、強く信じ続けた人物が最後の勝者となる。現代にこそ甦るべき美徳、観念がこの作品にはあるのではないでしょうか。