夢みるころを過ぎても
シンガー&ソングライター岡村孝子さんのディープなファンは「孝子教」ともいうべき熱狂的な人々である。私もその末席に連なっているが、本書は結婚以前に語り下ろしたエッセイ。さわやかで負けん気の強い人柄がにじみ出ている。サッカー観戦で浦和レッズのサポーターの中、横浜マリノスを応援した話、「あれ?岡村孝子じゃないか」と思いながら、何も言わずレッズを応援した少年の話など、詩人としての感性もうかがえる。集団的熱狂とは違い、密教的な静かな熱狂のなかにある孝子さんファンの聖典である。
After Tone
ソロ・デビュー・アルバム「夢の樹」から「Liberte」までの3枚から「ドライブしながら聴く時のために」と言うコンセプトで選曲された初のベスト盤。5枚出た「After Tone」シリーズの先頭バッターでもあり、オリジナル盤が入手しにくい現状では、初期の岡村孝子を知る上で貴重なアルバム。コンセプトとは別に、「夢の樹」が入っていない点を除けば、普通の意味での初期のベスト・アルバムと言って良い。
私は岡村の歌は「人生の応援歌」だと常々思っているが、仕事や恋愛で躓いた時に、挫けつつも諦めないで、前向きな態度で明日に向かって行くと言う姿勢が好ましい。「電車」、「今日も眠れない」はまさにこの方向で書かれ、歌われている。
本人の選曲と言う事だが、「Baby, Baby」、「夢をあきらめないで」等の代表曲が入っているのは当然として、「風は海から」が入っているのは嬉しい。パステル・カラーの風景が目に浮かぶ歌詞、そこはかとない叙情と対比する様なヒロインの芯の強さ、そして澄んだ伸びやかな歌唱がマッチした佳曲だと思う。私は本曲が初期の作風を代表するものと思っているので、選曲者のセンスの良さを感じる。「夢をあきらめないで」を除くと本作で一番有名な曲はTVのCMで使用されていた「はぐれそうな天使」だと思うが、来生姉弟の作品のせいかコンサートでは聴いた事がないのだが...。作風はチョット違うが曲の出来は良いと思う。「ピエロ」はアクセントを付ける意味でも是非欲しい曲。
上述した通り、初期の代表曲を網羅したと言って良いアルバムで、岡村孝子の原点を知ると言う意味で欠かせない貴重な作品。
Encore VI OKAMURA TAKAKO CONCERT TOUR 2005 Sanctuary [DVD]
「はぐれそうな天使」が車のCMで使われた頃から孝子さんの歌に惚れ、彼女が結婚するまで、私はファンでした。
今回、何の気なしにアマゾンでこのDVDを購入しましたが、約10年ぶりの孝子さんの姿を見てめらめらと昔の気持ちが蘇ってくる気持ちを抑えることができませんでした。
また、孝子さんの楽曲で自分自身がこの10年でこびりついた垢が落ちてゆくようなそんな清涼感を感じさせてくれました。
「またコンサートに行きたい」と思い、今日は早速、タカコクラブに再入会しました。(笑)
元岡村孝子ファンの皆様(R30以上)気が向いたらこのDVDを見てください。あの頃、忘れていた何かを思い出せるかもしれません。
私は「変わってゆくものと変わらないもの」を孝子さんの姿から得ることができました。
五月の風~ひとりひとりの二人~ [VHS]
単発ドラマの恋愛もので古いビデオです。
東京ラブストーリの保奈美さんも最高でしたが
このドラマの保奈美さんも良かったです。
松下ゆきさんの元彼の風間とおるさんを保奈美さんが
好きになりますが、松下さんと保奈美さんは友達同士
それに松下さんには、風間さんとの間に産まれた子供が
います、それを知ってしまった保奈美さんは・・・
三人の複雑な恋愛模様のドラマです。
DO MY BEST
名曲、Believeが収録されていないのが非常に残念です。もしも、DO MY BEST vol.2が発売の際は収録してくださいね。今日、四半世紀ぶりに、あみん復活のニュースを観ました。そこで提案なのですが、Believe「あみんバージョン」というのも是非、聴いてみたいなぁーー。