アメトーークDVD2
●高田純次と絡みやすい仲間たち
やりたい放題の高田純次を温かく見守る芸人との絡みのみだが、
これがなかなかに面白い。
ひたすら暴走し、勝手な行動をする高田純次だが、
周りの芸人が的確にツッコむので、それと相まって楽しい。
●ホテルアイビス芸人
くくりトークが定番となった頃の放送なので、これは鉄板。
六本木にある単なるビジネスホテルである「ホテルアイビス六本木」だが、
ここを利用する芸人やタレントは多いらしく、
いかにこのホテルが素晴らしいかを語るだけの1時間。
これが異様なほど面白く、くだらないネタが豊富。
ケンドーコバヤシやサバンナ高橋と
司会の雨上がり決死隊とのやり取りが特に良い。
●中川家&次長課長 即興コント
中川家と次長課長の4人が楽屋に集まると
誰からともなく適当な設定でミニコントを始め、
全員がその設定上の自分の役割を決めて参加するネタ。
ものすごくくだらないんだけど、
打ち合わせもなくスムーズに世界に溶け込む4人が素晴らしく、
絶妙なキャラクター設定と演技力にプロ根性を感じる。
「確かにそういう人いるなぁ」という、世間の一般人の再現なのだが、
中川家・礼二を筆頭に、細かい動きまで再現されてて面白い。
過去なんて忘れなよ
高田純次のテキトー旋風がとまりませんね。
この年齢での再ブレークは、長年培ってきた芸人としてのベースと、どの時代にも受け入れられるパーソナリティあってのことでしょう。
歌詞がまた適当でいいです。
難易度もそう高くありません。
テキトーに聞いていても覚えられます。
旬な人なので、忘年会で歌ったら盛り上げると思います!
高田純次 適当伝説~序章・勝手にやっちゃいました~ [DVD]
序盤の方は、元気がでるテレビのインタビュー親父ややってみたいことをやるということで、
美容院のカリスマ店員になってとろそうな男を虎刈りにしたり、なかなか面白かったです。
途中から、つまらなく長いインタビューや田舎町のスーパーでのくだらないイタズラがダラダラと続き、ネタ切れになってしまいます。
関根勤とのコメンタリーで観ると、二人の人柄がかいまみれて、2度楽しめます。
高田順次は、還暦とは思えないくらい超元気なので、次回作はもっと気合の入った作品を
作って欲しいです。
影法師
本書のベースになっているのは藤沢周平翁の「風の果て」でしょう。こんなことを云うと叱られそうですが、かなり似ています。
しかしながら本書「影法師」を否定しているわけではありません。百田氏が自分流にアレンジしていますし、結末も違います。けれど「影法師」の意味がわかると、そこまでかっこよい武士がいるのかなぁ?と疑問に思います。
興味のある方は藤沢作品を読んでみるのも面白いと思います。