サイキックラバー
近年のアニソンシーンを語る上では絶対に外せない、
「サイラバ」ことサイキックラバー待望のファーストアルバムが登場です!!
今まで「そろそろ彼らのアルバムも聴いてみたいなぁ」と思っていたのですが、
本当、「待ってたよ…」って感じで感慨深いものがあります。
おなじみ「デカレンジャー」のOPはもちろんの事、
「TRANSFORMER-Dream Again-」(「トランスフォーマー・マイクロン伝説」OP)もあり、
最新曲「XTC」(ウィッチブレイドOP曲)もありと、
まさにサイラバの進化の足跡が凝縮された1枚です。
(個人的には「いつも手の中に」(「住めば都のコスモス荘」OP)も
入ってたらもっといいかなぁ。これもいい曲なので・笑)
いずれにせよ、ファンにとっては待ちに待った1st Album!
ぜひ手に取って、その凄さを体感してみてください!
住めば都のコスモス荘 主題歌
主題歌の「いつの手の中に」もなかなか爽やかな良い曲でお勧めなのですが、何処かで聞いたことある風のボーカルとアレンジのヒーローソング「熱血αドッコイダー」もなかなか怪作。ノリで敵を倒すドッコイダーに相応しい、熱い正義の血潮がたぎる一曲です。はい。
住めば都のコスモス荘 すっとこ大戦ドッコイダー(4) [DVD]
第7話「栗華の夢ドッコイ」は番外編にしてシリーズ最高傑作です。マロンフラワーが悪事のために作ったガジェットの失敗で、栗華がコスモス荘の面々の、少年の夢、少女の悪夢、今実現しつつある夢、過去に挫折してもまだ抱いている未来の夢を遍歴し、最後に栗華自身の夢にたどり着くのですが、いやあ、このシリーズでこの様なポエジーあふれる感動的な話を観れるとは思わなかったです。原作の小説にもマンガにも無い全くオリジナルなエピソードで、栗華というひとりの女性(です、もう間違いなく)のキャラクターを創ったに等しい無謀な冒険を見事成功させたスタッフに敬服します。ただ、ひとつだけ苦言を呈するならば、素晴らしい仕事をされた能登麻美子氏(少年の鈴雄)と中友子氏(鈴雄の母)の役名のクレジットが無いこと。画竜点睛を欠いてます。
第8話の妹萌え追求の「妹LOVEでドッコイ」は、まあ、なんでしょうね。ある意味これもシリーズ最高傑作ですな。昼メロがトリガーで栗三郎が煽ったヒロイン三人と妹一人の懊悩が楽しいというかなんというか。もろ「シスプリ」もあれですけど、ラストの「おねティ」でまたぐとみずほ先生登場っていうのも素晴らしい、って言っていいのかなあ。大原さんって水澄楓だから、詰めが甘い、と言うべきかな(笑)。推奨盤。
住めば都のコスモス荘 すっとこ大戦ドッコイダー(3) [DVD]
『住めば都のコスモス荘』は、阿智太郎さんの小説(1999-2000、以後続編もあり)が原作、それに挿絵を描いていた矢上裕さんが漫画化(2001-)、という展開をたどっていますが、2003年放映のこのアニメ版は流れとしては漫画版を原作としています。DVD2巻の第4話まではこの原作漫画版の話の流れをたどって作られていますが、この第3巻からはアニメ版独自の話になってきます。小説、漫画、アニメでは表現されるものが当然異なる訳で、単に漫画の絵を動かして「アニメ化」とごまかすに留まらず、アニメをアニメとして作ろうという制作側の態度に好感が持てます。さらに、アニメならではのいろいろな技法を回によって変えながら駆使していて、結果的に空振りみたいな回もあったにしても、「面白いアニメを作る」という意気込みがひしひしと感じられる作品でもあります。
住めば都のコスモス荘 オリジナルサウンドトラック アルバム登場でドッコイ
荒削りながらも気合十二分で怒涛の勢いのこの作品ですが、サントラもなかなかの出来。この作品のファンならお勧めです。エレクトリックなんだけど70’ぽい音が、能天気と狂気にポエジーさえぶちこまれてるこの作品に良くあってます。個人的には、エンディングの「地球 Merry-Go-Round」は別格として「栗華の夢」で効果的に使われていた「夢見がち」がお気に入り。