細川ガラシャ夫人〈上巻〉 (新潮文庫)
謀反者として命を落とした父・明智光秀。その光秀の娘として、戦乱の世の中を必死に生きていくガラシャ。
さまざまな苦しみの中でキリスト教に出会い、たちまちその教えに惹かれていく・・。キリスト教禁止令、迫害・・苦悩の中で最後まで信仰を捨てずに生きていくガラシャの姿に多くの者たちが勇気をもらい、涙する。
今も語り継がれる細川ガラシャの波乱に満ちた、しかし勇気と信仰に満ちた、生涯を綴った作品です。お勧めします。
細川ガラシャ夫人〈下巻〉 (新潮文庫)
玉子が自分の父母とは違った人間関係の自分と夫がありながらも女性として教養と美しさをもち、自分の信念を持って生きたことに惹かれました。
細川ガラシャさんは名前しか聞いたことがなかったのですがこの本を読んで、このころの歴史的な背景と玉子のキリシタン弾圧の中での信仰、強い信念を持って生きることについて感動を覚えました。
魔界転生 [DVD]
演出も、出演者も、音楽も、物語もすべてがよくて、
大好きで、ほとんど台詞まで覚えてしまっていますが(笑)
どんなにいいかは、他の方のレビューで語っていただいてますので、
更に!他のかたがあまり語らないところを敢えて言うならば、
柳生但馬守を演じた若山富三郎も、もの凄ーくいいです。
柳生但馬守の剣士としての血が、父としての思い(情)に勝ったとき、魔界に転生する。
そして、訪ねてきた、剣の道の生涯のライバルである息子・十兵衛に
「十兵衛…」と振り向いたときの、あの顔!
江戸城の中での、息子・十兵衛との対決。
結構、当時もうお年でしょう?
でも、凄い殺陣なんですよー。あぁー素敵...。
原作では、そもそも天草四郎を生き返らせたおじいさんとか(なんだこの説明?)
くのいち?(キリシタン女性の刺客)も出てきて、
もちっとエロチシズムありなんだけど、
それをああやって、それぞれのキャストの味を活かしながら
まとめるなんて、ホント、深作監督は凄いよ。
全然言い足りないけど、とにかく未見でちょっと興味のあるかたは、見たほうがいいですよー。
戦国IXA 公式ガイドブック 指南之書 (SE-MOOK)
本の中身は誤記誤植がやや目立つものの、今までユーザーが検証したのみだった各種情報が公式データとして記載されているため、内容は★3くらいの出来栄えかと思います。ユーザーでは確かめようがなかったデータも確認できます。
各種武将カードのイラストが大きく掲載されておりますので、イラストがお気に召している方には必携と言えるかもしれません。
しかしこの本は、別な側面からの評価も可能です。付加価値としてゲーム内で使用できる武将カードのシリアルコードが付いてくるためです。
ゲーム内でのカードにはそれぞれランク付けがされており「天→極→特→上→序」の順番で価値が決まっております。本の付録「細川ガラシャ」のランクは特(確率的には、3000円位の課金で入手できるランク)であり、ガラシャの所持しているスキルは「砲陣の極み」と同系列の強力な極クラスのスキルです。
あくまで付録のみで考えますと、3000円程度の価値があり極めてレアなスキルを所持しているカードですので、1260円という値段はむしろ安すぎるという判断もできます。
恐らく大金を投じてゲームを楽しんでいる方の中には、10冊単位で購入される方もいらっしゃるかと思われます。
商法として尊敬できるかはさておき、この本はかなりの販売数を達成するでしょうし、会社は儲かるのでしょう。
私はこの売り方を好ましくは思えませんが、単純にゲームをプレイしている者として判断すると、★5の価値があると考えます。