ギルガメシュ叙事詩 (ちくま学芸文庫)
本書は、世界最古の叙事詩である『ギルガメシュ叙事詩』に、文化的側面などの補足として周辺資料を収録しています。
世界最古でありながら現代にも通じる主題の普遍性や、旧約聖書にも表れる大洪水のエピソードなど、その後の人類史における文学、宗教上の影響を感じ取れるのではないでしょうか。
妖怪大戦争 [DVD]
バビロニア(だよね?)からやってきた異国の妖怪ダイモン。顔が怖いです。まぢ、怖くて子供の頃は泣きそうでした。対して、日本の妖怪たちのユーモラスさがこの映画を子供だった自分にも見させてくれたのだろうと思います。日本妖怪の力強さと団結力は天晴れものです。
ギリシャ神話集 (講談社学術文庫)
とても簡潔で、詩的表現に優れているとかいうことはないのですが、ギリシア神話伝説でも良く知られている話題を挙げつつ、一般的なものとは微妙に異なる別伝を多数伝えてくれていることが魅力的です。
本書の構成は丁寧だと思います。全277話のタイトルを目次に表示し、巻末には索引と関連地図を付しています。また各話ごとに注を施してくれています。したがって、純粋に本書を楽しみたいという人だけでなく、オウィディウスやアポロドロスなどと読み比べてみるという人にもオススメです。
ちょっとした発見がうれしい1冊。
バビロニア恋物語
「バビロニア恋物語」はやや異色。アラビア風のメロディ、手拍子とともに腰をくねらせ踊りだしそう。あえて、うさんくさくチープな自己演出をしたサウンド、昭和歌謡風味の古くさいムードを持つ点は犬神サーカス団らしいが、70年代・60年代、更にはもっと古い雰囲気を持つ普段の彼らの楽曲と比べると、この曲はやや時代が新しく、80年代テイストがある。ただ、サビのメロディがいまいちさえない、いつもの彼らの楽曲ほどガツンとこない。
「ディストピア」は哀愁と怨念に満ちた、実に犬神サーカス団らしいハードロックナンバー。この曲の方がA面っぽく感じる。「どうして」と呟きしゃがみこむ…とか、薄汚れたこの街に屈辱の呪いを捧げる…とか、こういう歌詞を歌わせたら天下一品!凶子さんの歌声に似合いすぎです!胸をしめつけられます。
「少女地獄」は犬神サーカス団の94年作「御霊前」収録の組曲「黒卵之腐」の一部分(6:00〜9:25)を抜き出し再録したもの。まさかこんな嬉しいことをやってくれるとは!今夜も母が私の首をしめにやってくる…父と娘の禁断の関係、かなりヤバイ詩世界。語りと、虚無感に満ちた歌声が行き交う。ただ、本来ならこのパートの次に、「己の髪を引き抜いて…」と歌い始め、まさに暗黒ドロドロな子守唄・民謡といった感じの展開が続くのだが、そこへ行く直前のところで曲が終わってしまうのがとても残念。個人的にはその部分が「黒卵之腐」で一番好きだったのに。
スーファミターボ専用 SDガンダムジェネレーション バビロニア建国戦記
ええ、しっかり再現されてますよwwwアドラスティア対ジェムズガンほどではないもののジェガンではクロスボーン軍にはまるで歯が立ちません。まあ私はF91厨なのでコメントがそっち寄りになりがちなんですけどね。スーファミターボの中でも良作だと思いますよ。やはり劇場版二作を取り入れたのが大きかったのでしょうね。そしてνガンダムのIフィールドやF91の分身など特殊なアクションもあります。開発のみでしか手に入らないMSもマニアどころをついていてキャラクターは充実しているように感じますし。まぁシステムはいつも通りなので作業ゲー感覚はすごくあるんですが……これは仕方ないでしょう。SFCですし。