Infinity+Integral Perfect Vocal Never7,Ever17,Remember11,12Reven
このゲームのシリーズのボーカル曲はどれも出来がよく、ゲームのストーリーを引き立てるものでした。
いままでゲーム内で聞いてよいと思っていても未発売であったり買う機会がなかった方は聞きなおしてみてください。きっともう一度ゲームをプレイしたくなるでしょう。
Never7 -the end of infinity-(通常版)
Ever17をプレイして、どこか哲学的なものを感じさせるその世界観に魅かれ、
シリーズに興味を持ったのがきっかけでプレイしてみました。
伏線回収の爽快感はやはりEver17の方が勝ると感じましたが、
それぞれのルートのシナリオは、全体的にこちらの方が好きでした。
序盤から次々と沸き起こる疑問が、各ルートを進めていくごとに
少しずつ解消されていくので、先が気になり中だるみ感もそれほど感じずにプレイできました。
セーブ箇所の多さやスキップ、クィックセーブ・ロード機能等、システム面も抜群です。
全てのルートをクリアしても、解消されない疑問がいくつか残ったのが少し気になりましたが、
細かい所ではEver17でもそれはありましたし、自分の中で考察したり、考察サイトを見たりして補完するのも
このシリーズの楽しみ方なのかな、とも思いました。
条件を満たすとオマケで追加シナリオがプレイできます。
ほとんどがユーザーから公募したもののようですが、
中には面白いと思えるものもありましたが、正直ここまで本数なくても・・・(30本以上!)
という気もしました。。。
元々はだいぶ前の作品なので立ち絵等が少し古いと感じたり、あるルートだけ同じ人が書いたとは思えないような
「???」なクォリティのシナリオだったり(これは追加シナリオの方に入れたら良かったかも?)、
ちょっと残念な部分もありましたが、
終盤で出てくる量子論?だったり、小難しいけど興味深い話など、独特の世界観は期待通り満喫できました。
どうしてもEver17と比較されたり、その陰に埋もれてしまっている感がありますが、
もっと日の目を見て良い作品だと思います。
インフィニティ Plus
とりあえず裏は取っていませんが、Never7とEver17は旧KIDのWin版と同じ物のようですね。
(Ever17はPremiumEditionDVDの方)
序盤だけ触りましたがシステム/タイトルも同じですし、ロゴもまんまKID名義onryです。
(システムが新しくなって遊び易くなってるのでは?と淡い期待もあったのですが・・・)
となると旧作2本を持っている方達には
あと、Remember11と12rivenので現在のプレミア価格分の価値があるか?というところが焦点ですね。
あと、プレミアムブックは雑誌の特集付録レベル(小冊子とまでいかない、無料配布パンフっぽい)です。
打越/中澤両氏の本当のファン以外にはちょっと価値が見出せないかも?です。
12riven以外ディスクレスで起動可能な(Neverは旧KID同様音楽再生用GAME-CD必要)事も考えると
おまけとまでは言わなくても12rivenの販促特典のような気がしますね・・・
(クリアまでやってないので途中でメディアチェックが入る可能性が100%無いとは言えませんが、考え辛いです)
となると、古くからのinfinityシリーズファンは旧版orコンシューマ版で持っているでしょうし、
新参の方でわざわざPCでやりたい人以外にとっては
本当にファンのコレクション的な位置付けと言っても過言では無いかと。
新品入手が難しい今、現在のプレミア価格を安いor高いと見るかは、環境&思い入れとかetc・・・とか人それぞれだと思います。
(なんだかんだで若干古めのファンの自分は、ほぼ定価で買ってますしとりあえずは手放していません。
まあ満足はしてませんが、あったらあったでまあ有難いようなレベルです。)