ザ・キング・イズ・ゴーン
このCDはマーカスにとって初のリーダーアルバムではないが、マーカスワールドを具現した金字塔であると思う。現在もライブツアーで必ずプレイする1曲目、パンサーに始まり続々と都会的・叙情的でパーカッシブなセンスが光る。このCDの英文タイトルにもなっている4曲目のサンドントライはメロディアスな指弾きに始まり、なんともセクシーなグルーブのスラップのフレーズは鳥肌もの(イチオシ)。他、クラッシックの雰囲気も感じるフレットレスでの激早パッセージも、最近のマーカスのプレイにはないので一聴の価値有り。音質も暖かくキレがあり、マーカス最高の1枚だと思う。
G線上のアリア100% rosso
バッハの管弦楽組曲は名作3番の2楽章(Air)を料理しつくした「G線上のアリア100%」は既に発売されていますが、期待を裏切らないものでした。その2枚目ですので、さらに面白い演奏を聴かせてくれると思います。