イン・コンサート(紙ジャケット仕様)
所謂、今では入手困難になったキングビスケット・ライブの別タイトルでの復刻盤だ。
曲目も編集もまんま同じで、収録時間もここに記載の55分は誤りで58分ある。
音質の向上は殆ど実感出来ないので、以前の盤を所有している人は改めて買う必要は無いと思う。放送用にしっかり録音・編集された物で音質的にはかなり良いし、日程的にもツアー終盤で演奏もこなれている点でライブ音源としては間違いなく良質の部類に入るだろう。
ELPやクリムゾンのファンからすると往年の名曲に対する安易なHR的解釈のアレンジは微妙に思えるかもしれないが、ゲイリー、グレッグのソロとしてのファンなら十分に楽しめる内容だろう。
グレッグ・レイク&ゲイリー・ムーア(紙ジャケット仕様)
ゲイリーとの異色タッグということでELOともクリムゾンとも違うハードエッジなグレッグが味わえる。ゲイリーのペンによる「ニュークリアアタック」は、ゲイリーのソロバージョンよりズッシリした感じで、グレッグの声がマッチしているのも意外なほど。曲も粒ぞろいで、ゲイリー以外のメンバーによる曲も含めて緩急織り交ぜて楽しめる。ジェフ・ベックやブライアン・メイのように世の中でギターを聞いただけで分かってしまうギタリストはいるが、ゲイリーもその一人。アナログ、CD、SHMとこれで3枚目の購入だが、レディングフェスでのLIVEがボーナスで付いたら最高だったのに。好盤です。
ライヴ・イン・コンサート 2005 [DVD]
カール.キース各リーダーバンドに続き御大グレッグバンドであるが彼はボーカルなのでELPの他の二人より有利だね.演奏バックメンバーがしっかりして大編成とくればELP全ての曲がボーカル付きも無しの曲も再現出来るから.まして彼にはクリムゾンまでが付きますから.この方法は彼の戦略といえよう.庶民のファンファレーや展覧会の絵.悪の教典を彼がかなり乗ってやってくれたのはキースも喜んでいるんじゃないかな.ゲイリー時期のニュークリアアタックやって欲しかったけど.しかし今回の彼のかなりバカテクのメンバーが.みんなELPの曲の演奏は大変だ.挑戦だ.密だとのコメントはELPはやはり偉大だったんですね.これを作曲しトリオの小編成でライブ演奏してたんだから.グレッグバンドは頑張りましたね
グレッグ・レイク&ゲイリー・ムーアII~マヌーヴァーズ(紙ジャケット仕様)
1983年リリース、CDとしては2000年にグレッグレイクのHPで販売されていました・・・ファーストは国内からリイシューされましたが、このセカンドはされてなかったので、今回のこのフォーマットはありがたいものと言って良いでしょう(高いが)。ファーストと同時期の録音らしいので、考えようによってはアウトテイクな内容ですが、音楽性の高さは流石の仕上がりです・・・ファーストと双子アルバムなので、セットで所有する事をお勧めしますよ!!バンドは、ゲイリームーアセッションとTOTOセッション:英米それぞれで構成されている模様・・・曲毎詳細なメンバークレジットが、きちんとされていないのが残念です。ゲイリームーア(G)・テッドマッケンナ(Dr)・マイケルジャイルス(Dr)・トミーアイアー(Key)・トリストラムマーゲッツ(B):スティーヴルカサー(G)・ディーンパークス(G)・デヴィッドハンゲイト(B)・ジェフポカーロ(Dr)・グレッグマティソン(Key) ETC・・・昔雑誌のインタヴューでグレッグは、TOTOの連中の仕事の速さに驚き褒めていた記憶があります。6曲目「It's you・・・」はELPを彷彿させるナンバーで、彼らしく歌い上げるところが嬉しい限り。ファーストを所有している方は、いまさらながら必聴の1枚(笑)・・・ゲイリーファンにもマスト!!