ルパン三世officialマガジン’11冬 (アクションコミックス)
いろんな作家のルパンが見たい人は是非!!アニメとテレビスペシャルの放送歴史がありますよ★
その作家ごとに描くルパンの世界は必見!!
ルパン三世 - カリオストロの城 [DVD]
わくわくする舞台設定、練に練られた脚本、息詰まるアクションと息を抜く笑いの絶妙な間(ま)に冴え渡る演出、おなじみのキャラクター、古き良き時代のメカニック…四半世紀ほど前に公開された映画ですが、まさに時代を超えて愛され続ける歴史的な映画です。 ルパンが「捨てちまおう…」と呟くオープニングから、有名なエンディングまで、格好良さ、スピード感、アクション、スリル、笑い、やさしさと共感、出会いと別れ、勧善懲悪といった、映画というものが表現することの出来得る爽快な感動全てを堪能できます。 さらに特筆すべきは声優陣です。特に山田康雄氏がすばらしく上手く、ことごとく渋く、また私のような古いファンには、本当に懐かしく、とてもしっくりくる感じで、とにかく最高です。 ほとんどの台詞が頭に入っておられる方はもちろん、初めてこの映画をお知りになられた方にも、本当にお勧めの作品です。
愛のダ・カーポ/FUJIKO’s Unlucky Days ― ルパン三世 TVスペシャル第11弾 [VHS]
ダ・カーポ(始めに戻る)の言葉通り、不二子との関係を元に戻すべく奮闘するルパンの姿に男はこうありたいと思うことしきり。その過程で展開されるトレジャーハンティングの話、ストーリーの大枠としてはよく出来ていると思う。
細かい点に関しては色々ツッコミどころは多い(例えばロザリアの目が左右違う色になった理由とバートンのロケットの写真とか)し、オルゴンパワーについての描き方が今ひとつなのは何とかならなかっただろうか。
それにしてもオーソドックスな話をやるにしてもこれまでになかったような話にしたいという意欲は大いに買える。次元やとっつぁんの記憶がなくなるという「友情のダ・カーポ」もみてみたい。
PUNCH DRUNKARD
とにかく荒々しいアルバムですね。シングル曲である「LOVE LOVE SHOW」も他の曲とのバランスを合わせたように疾走ロックチューンとしてアレンジされてます。まあ、楽曲ごとの世界になんともギャップが否めない印象はあるのですが、そこもこのアルバムの個性であると思えば良曲揃いということに変わりありませんし。それに今作は日本語のロックを歌うアーティストとしての存在感をこれでもかと言わんばかりに見せ付けてくれてます。「見して見して」、「セックスレスデス」、「離れるな」等、日本語のチョイスの面白さとメロディとの不思議かつリアルな融合感がたまりませんね。「SEA」〜「BURN」の流れも日本人の琴線に触れるつくりになってます。そういったことも、きっと吉井さんの書く詞の根底にある、人の持つ弱さや儚さを少しでも言葉で彩りながら前に進んでいこうという思いがあってのことなんでしょうね。
ルパン三世 first- TV. BD-BOX [Blu-ray]
何を持って高画質か?というのは意見の分かれるところ。
他のレビュアーの方が指摘している通り、今回のマスタリングはフィルム作品特有のナチュラルな粒子感や揺れが除去されていて、とても不自然な印象でありました。
ファーストルパンのようなアニメーションの歴史文化的作品は「汚さも美しさ」であり、現在鑑賞するにあっては当時の空気感やノスタルジーを感じながら見たいはず。闇雲にアニメーション用のマスタリングエディットを加えるべきではないと思う。下手にリマスターするよりも、ありのままの映像を再現して欲しかった。
どうしても美しさを追求したいなら、粒子感や揺れを完全除去して、あたかも現代のデジタル編集されたアニメーションのようにリマスターするべきだ。
とは言え、この値段で全話+パイロット版(SD画質)を鑑賞できるのは評価できる。