敵対水域【字幕版】 [VHS]
1986年米国東海岸沖で起こった潜水艦同士の接触事故を再現したドラマ。接触事故によってソ連原潜は核弾頭格納庫の火災、原子炉の暴走を起こす。ソ連潜水艦艦長をルドガー・ハウアー、米潜水艦艦長をマーチン・シーンが演じる。ソ連原潜乗組員が英語を話していたり、艦内が妙に明るい照明だったり、海中のCGがちゃちだったりとTVドラマの限界がある。が、困難を乗り切るハウアーと原子炉暴走を止める若い水兵の活躍は手に汗握る。
イン・ザ・ネイビー [DVD]
これは面白い!下品な笑いもあるが、基本的に海の男の真っ直ぐな想いを描いた秀作コメディです。
まず、キャスティングが宜しい。ケルシィ・グラマーの艦長がとてもよかった。懐かしいところでは
ロブ・シュナイダーやハリー・ディーン・スタントン、ブルース・ダーンなどなど、安心して鑑賞できる。
コメディとはいいながら潜水艦乗りの男気を所々散りばめ、硬派に仕上がっていると思う。シリアスな
場面に笑いを配置するバランスがよく、善と悪の演出の仕方もごく自然でしつこくない。
お勧めのコメディです。
レッド・オクトーバーを追え!アドバンスト・コレクターズ・エディション [DVD]
いかにも男性向けというアクションものであるにもかかわらず、女の私を惹きつけてやまない作品がいくつか存在します。
この「レッドオクトーバー」はその代表格。
一体何度見返したか分からないほど、大好きです。
とにかく、オープニングが最高。
プロコフィエフ風の、荘厳で、どこか哀切を含んだ合唱曲がおごそかに奏でられる中、
原潜レッドオクトーバーが、低く垂れこめた灰色の空と海を切り裂くように出港していく。
このシーンの、文句なしのカッコ良さ。美しさ。
痺れます。これだけでもう勝負あったという感じです。
音楽と映像がこれほど見事に溶け合う離れ業は、めったに見られるもんじゃありません。
作り手の才気を嫌というほど感じさせられます。
ショーン・コネリーも絶品ですね。
「ザ ロック」でもそうでしたが、彼が現れるだけで、画面が豪華に、そして、どこか艶っぽくなるような気がします。
美貌が絶頂期にあったアレック・ボールドウィンも出ているし、実は、女性に対するサービスも万全の作品なのかな。これは。
女の私がかくも惚れ込んでも、さほど不思議ではないのかも知れませんね。
変化の速い今のご時世。
この名作もすでに「ひと昔前の映画」の仲間入りをしているのかもしれませんが、今見直しても古い感じはまるでしません。
アクションものはあまり見ないという女性でも、肩肘はらずに楽しめると思います。
たまには、ステキな艦長と、原潜で海底クルーズとしゃれこみませんか。
クリムゾン・タイド 特別版 [DVD]
非常にテンポがいい展開と、リアルなストーリー、そして何よりもキャスティングが天下一品!!素晴らしすぎます!主演の二人も勿論ですが、脇役のキャラクターまでもが魅力的!!デンゼル・ワシントンはファンレターを出す程の大ファンで、この映画でも彼らしい知的で正義感の溢れる演技が見られるので、ファンとしては最高です。ジーン・ハックマンも、頑固で筋金入りの軍人を演じさせたら右に出るものはいない名優の一人ですが、この映画でも素晴らしい悪役(?)の演技を披露しています。そして出番は少ないですが、ヴィゴ・モーテンセンの演技も素晴らしい!! いい奴って感じ でとても好感の持てる演技でした!!他にも素晴らしい俳優がいっぱいでているので、見てみてほしいです。特に上記三人のファンは必見です!!
SILENT HUNTER 3 (輸入版)
映画Uボートで観たままを全て再現できる、と言ったら言い過ぎでしょうか。
しかし本当に素晴らしいです。
良い点は皆様書かれているとおりなので、少し難点を。
乗組員の配置交換を当直の組ごとに、というようにまとめて行えたら、ということと、緊急潜行の時に前に走る乗組員が見えず足音だけってくらいですかね。
書いといてなんですが、こんなことが気にならないくらいに良い出来です。魚雷が当たる予測時間を待っている時や、船団の進路で待ち伏せている時の緊迫感は最高です。
護送船団を求めて大西洋を彷徨うのもとても良かった。発見した時の喜びは何物にも変えがたいものがあります。