ロバート・ジョンソン:クロスロード伝説
ロバート・ジョンソンについての本格的伝記は、実はこれが初めてなのでは。それが邦訳されたことにまずは感謝したい。内容も期待を上回るもので、確かにこれが最初で最後の伝記になると思う。それにしても、第二部が、「コンプリート・レコーディングス」が発売後、20年のことで構成されているとは。あれから、また新しい伝説が始まったのかと、CDを買った頃のこと懐かしくを思い出した。
大いなる勇者 [DVD]
私がこの映画を観たのはもう25年前。ほとんど予備知識も無かったので大して期待してなかったのだけれど、ハンサムなヤサ男ばかり見ていた(追憶、華麗なるギャツビー、スティングの頃でした)ので、その寡黙な山男ぶりにはまってしまいました。映画としても、静かに進行した後の狂気、そしてあまりにも静かな、余韻を残した終わり方。
だまされたと思って観て下さい。レッドフォード、山、猟師、インディアン、どれが好きな人でも間違いなくハマリマス。
監督のシドニー・ルメットは、追憶をはじめ、レッドフォード映画の名手かな?。脚本が、若き日のジョン・ミリアス。彼も、もっともいい仕事をしたと言っていいでしょう。
エクセレント・カンパニー (Eijipress business classics)
私が30代後半で業績最低の小さい営業所で責任者を任せられて駆け出してたのが17年前。業績回復と発展を目指してやたらなにか片っ端からジャンルを問わず読み漁っていたことを思い出す。その中で月日の中で洗われても残って今でも読み返すビジネス書が本、エクセレントカンパニーである。広範なジャンルの世界超優良企業にはジャンルが違っても共通の超たらしめる要素が共通している。時代の変化を通して日々変化するシステムを凌駕するその本質的な企業哲学とどのように行動するかという原理について、今尚、超優良企業として光を放っているHP(ヒューレットパッカード)やIBM、PG等々の分かりやすい事例を元にまとめてある。少々厚いがビジネスマンで行き詰まる現状を打開して行こうととされる方には必読の書であり、普及の名作といえよう。
ベスト・オブ・マイク・タイソン KOスペシャル [DVD]
85年3月のデビュー戦から、東京ドームでの王座転落まで全20試合がギッシリ収録されています。同時発売の「ヘビー級トップ10」同様、再生時間は約6時間。ついにあのバスター・ダグラス戦の米国放映版をフルラウンドで見ることができました! 間に入る解説陣の分析も実に鋭く、必見です。これは「タイソン・グレイテスト・ヒッツ VOL.1」ということで、ホリフィールド、ルイス戦など今回未収録のその後の試合を収めた「〜VOL.2」を期待します。
特典映像はデビュー時から引退する05年までのインタビュー集。純真な少年の心が徐々に外見と共に壊れていくのが解る、衝撃の映像でした。