北京原人 Who are you? [DVD]
北京原人の細胞を分裂・増殖させるのは宇宙空間である。都内のどこかの研究所でもいいものをわざわざ宇宙空間と言う設定にしたため、ロケット打ち上げや無重力状態で実験機器を操作するシーンまで撮っているのである。しかもこれらのシーンは結構よく出来ている。ツッコミどころ満載の作品だが、ここまでやってくれると賞賛の拍手を送りたくなる。
北京原人の女は、かつてグラビアクィーンの名を欲しいままにした(?)一方、女優としての演技力も評価されてきた小松みゆきが演じる。北京原人は全身が毛で覆われているにもかかわらず、彼女の美乳だけがノーメイクである。顔に彼女の面影は全くない。それなりの演技力も要求される役どころなので AV 女優ですますわけにもいかず、彼女の白羽の矢が立ったではないかと想像するが、よく引き受けたものである。彼女にも賞賛の拍手を送らずにはいられない。
作品自体には☆5つをつけてもいい。しかし、私が見たかった、北京原人の特殊メイクを施すところなどを収録したメイキングがなかったので、DVD としての評価は☆4つとする。
人類進化の700万年 (講談社現代新書)
本書の著者は人類学の専門家ではなく、新聞社の科学部記者だそうだ。人類学担当になり最新の学術情報に触れているうちに、学生時代に習った人類史が時代遅れになりつつあることを知ったことが、本書執筆の動機の1つであるようだ。
本書は、新聞の科学面に掲載された企画記事に加筆・訂正したものをまとめたものだとか。前半部で、猿人→原人→旧人・新人という人類進化の大きな流れについて述べ(「原人」「旧人」といった用語が現在ではほとんど使われていないことも、もちろん指摘されている)、後半部では、日本列島における人類史、年代測定の技術、遺伝子データを用いた研究の話題を取り上げている。
全体的に堅苦しさがなく読みやすい。また、イラストの使い方が上手く、この辺りはさすが新聞記者といったところ。ところどころに、素人としての素朴なコメントが書かれていて、一般読者には「そうそう、それを言って欲しかった」と親しみやすく感じられるかもしれない。
内容的には、2000年以降にネイチャーやサイエンスといった一流誌に掲載された新しい研究成果も多数紹介されており、最新の人類史といった印象。専門家によって書かれた類似の新書と比較しても見劣りしないと思う。逆に言うと、著者は通勤・通学の途中で読めるような軽い本を目指していたのかもしれないが、私としては時間をつくって一気に読んでしまいたい本、という印象を受けた(特に、前半部の3章約150ページに関しては)。
「退化」の進化学 (ブルーバックス)
「進化」の逆は「退化」ではない。
第1章のこの言葉がキーとなって、様々な進化に伴う退化や発達を解説してくれる。解剖学の知識がないとつらい部分もあるが、ポイントとなる点はちゃんと図示してくれている。
ヒトの身体がどうしてこのようになったのかがわかることで、その仕組みが理解できる。
ヒトには退化が進行中の組織が多く、人種や性差がかなりあることには驚いた。
シーマン2 ~北京原人育成キット~ シーマイク・コントローラ同梱版
賛否両論かとは思いますが、私は結構楽しめました。
シーマンのキャラが面白く、笑ってしまう事もちらほら…。
シーマン占いは個人的に好きですね。
内容的にも、思わず泣いてしまいそうなところもありました。
(私が涙もろいからかもしれませんが…)
最初は操作に慣れず苦労しましたが、
慣れてくると短時間で色々な作業が出来、楽しかったです。
一番最後は、何だか自分の子供が旅立っていくような、
そんな感覚に少々陥りました。
ただ、悪点をあげるなら、やはり値段が高すぎかな…とは思いました。
私的には結構楽しめた作品でしたが、皆が皆そうという訳ではないので、
私の意見は一つの参考として、とりあえず目を通してくれると有り難いです。