糖尿病治療ガイド〈2010〉
今年8月に2年振りに改訂された『糖尿病治療ガイド2010』でございます。
実地医家、看護師、薬剤師、栄養士、療養指導士などの糖尿病専門医以外の医療関係者・サプライサイド向けのみならず
糖尿病患者・ユーザーサイドの入門書でもあります。
私が注目の食事療法は38p-41pに登場です。
やっぱり、相も変わらないカロリー制限主義でございました。
糖質制限は一言も触れられず。全くの期待はずれ。
「糖質制限が正式な療法として認められるのはこの先1世紀はないだろう。」
と予言する先生もおられる位ですから、致し方ないか(笑)。
しかし海外では最早当たり前の「地中海食」も無ければ、「カーボカウント」もない。
無い無い尽くし。やれやれ。
この分野は欧米のガイドに比べ、残念ながら10年以上遅れのままですな。
但し、巻頭に利益相反に関して触れられている処は進歩と言っていいでしょうか。
ここでは、
・委員またはその2親等以内の親族が個人として何らかの報酬を得た企業・団体=11社
・委員の所属部門と何らかの産学連携活動を行っている企業・団体=12社
が実名で公表されています。当然、有名大企業ばかり。
日本脂質栄養学会のガイドラインのように、委員さん別に幾ら貰ったかを記載して頂くと宜しかったのですが。
この際、江部康二先生の作品群と併せて読んで、日本糖尿病学会の遅れ具合を認識するのに最適でございます(笑)。
1部700円。充分リーズナブルですので、糖尿病患者さんにもお勧めです。
続・体脂肪計タニタの社員食堂
第一弾のメニューが一巡して、自分なりに組み合わせて作っていたのですが、
第二弾が出たので、また新しいメニューにチャレンジできます。
今回も巻末に「使い回しさくいん」があるので、
第一弾のメニューと合わせて、無駄の出ない食事を作りたいと思います。
魚のメニューが増えたのと、「赤ちょうちんレシピ」も酒飲みの私には嬉しかったです。
石丸式 東洋医学による糖尿病改善法 [DVD]
西洋医学では気づかない観点から
糖尿病改善方法が解説されています。
しかし、西洋医学を否定することなく、それぞれの利点をどのように
生かしていくかなどの説明もあり、糖尿病の不安を抱えている方が
うまく両方を利用できるようになっています。
実際に多くの方へ施術をされている先生だからこそ
自信を持っておっしゃることができるのだなと思える部分も多くあります。
たくさんの症例から導き出された理論や方法は、
多くの方へ適用可能なものだともいえます。
非常に複雑な東洋医学の理論を、誰にでもわかるように噛み砕いて、
さらに、実行しやすいようにアドバイスされている先生はさすがだと思いました。
糖尿病で悩んでいらっしゃる方ご本人だけでなく、ご家族の方にも
是非、見ていただきたい内容です。
石丸式 東洋医学による高血圧改善法 [DVD]
慢性病を治せるのは、東洋医学しかないといろいろな本で読んだのでこのDVDを購入しました。
西洋医学の薬は、単なる見かけ上の数字をコントロールしているだけで、 体は高血圧のままです。
なんの解決にもなっていないので、東洋医学を実践して体質を改善しました。
DVDの中身は、わかりやすく東洋医学から見た高血圧が解説されています。
ただ、東洋医学なので、西洋医学との考えとは違うので、しっかり理解し実践することが必要。
あらゆる慢性病は、体質改善なしには不可能であることがわかりました。
これからは、東洋医学が見直され、薬漬けの患者が減り国民医療費が減ればと私自身も思いました。
他のテーマでもDVDがでればと思いました。