原寿園 出雲大社献納茶・神在餅出雲ぜんざいセット
仲人さんにお届けしました。甘味が好きで、しかも出雲大社にお納めしたお茶もセットということで、とても喜んで下さいました。出雲がぜんざい発祥の地という言い伝えも効いてます。地元の紅白の餅もとても美味しかったと言ってくださいました!
逆説の日本史〈1〉古代黎明編―封印された「倭」の謎 (小学館文庫)
すぐれた研究者は研究対象の分析のための独自の優れた切り口・分析手法を持つと言われる。
一般に科学の世界では、
新しい公式が従来の手法を駆逐して、学会、一般に通説→定説として認知されるためには、その新公式によって、従来の公式では上手く説明できなかったより多くの事実を、それによってよって、矛盾なく、自然に説明できる、ということが決め手になると聞く。
コペルニクスの地動説は、カトリック教会の激しい批判・弾圧にあいながら、結局、従来の天動説よりも無理なく天体の動きを説明できるということが他の科学者によっても認識されることにより、定説となるに至っている。ニュートンの運動方程式しかり、アインシュタインの相対性理論しかり・・・。
そして森羅万象を矛盾なく説明できる公式は、往々にしてシンプルであると聞く。
本書は、井沢氏が自己のライフワークと位置付けた日本通史研究の第一弾である。
その中で、著者は梅原毅氏などの研究成果を発展させた形で、「怨霊信仰」というシンプルな新公式を、過去そして現在を通じて日本人の歴史、日本人の行動様式を分析する手法として提示する。
この点に関する井沢氏の基本的姿勢については、本巻序論の「日本の歴史学の三大欠陥」を熟読、味読していただきたい。
シリーズを順番通り読むのが常道であろうが、諸兄の興味のあるところから読み始めてはいけないということはないだろう。
小生はつまみ食い的に興味をそそる個所から読み進んでいる。
例えばであるが、序論の後、第二章の「大国主命編」に飛んでいただくのも一つのお勧めの読み方である。
氏の序論で紹介された公式が、出雲の国譲り神話の研究でクレティカルに炸裂している。
余談だが、昨年、小生は出雲大社に赴き、隣接する資料館(けっこう新しく、カフェテリアや民芸品店もあり、案内係の女性スタッフがとても親切!!結構イケてます。お勧めです!!)に立ち寄った。
その時、資料館に展示されていた、平安時代の出雲大社本殿の20/1スケールのリアル模型を見た。
正直、仰天した。高さ数十メートルはあろうかという四本支柱の頂上部分に、巨大な本殿が設けられている。その本殿の正面口に向って、全長100メートルに及ぼうかという鬼長い階段が、地上から伸びているのである。
例えるなら、巨大なスキージャンプ台だろう。周囲を圧倒する威容とはこのことである。
当時の日本国のGDPがどの程度だったかは皆目わからない(というか、GDPという概念事態当然なかっただろうが)。
しかし、これだけの巨大建造物を建築するのみならず、長く維持・管理しつづけるのに、当時の朝廷は国力の何パーセントがつぎ込んだのだろうか?
すくなくとも、国譲りをしてくれた大国主への感謝の気持を示す、などという表向きのきれい事的な理屈だけでは説明できないと思う。
当時の朝廷にとって、死活問題となるような“何か”が広く認識され、それがこの巨大プロジェクトを推進する強い動機になっていたに違いない。
いずれにせよ、一読をお勧めする。わかりやすく読者の向学意欲を巧みにそそる書き方をされており、その意味でもお勧めである。
ついでに、時間が許せば、本書で提示される出雲大社にまつわる様々な謎を見るため、直接現地に赴かれるのも是非お進めである。
全く本書に関係ないが、宍道湖の夕日は天気が良ければ絶景である。
ペンブックス 神社とは何か? お寺とは何か? (pen BOOKS)
雑誌の記事を編集し直した本のようですが、その内容はかなりしっかりしています。書籍よりも雑誌の様なスタイルを好む人には良い本だと思います。
但し、個人的には少し読みにくい印象があり、はじめのページから最後のページまで順を追って読む本と言うよりも、ぺらぺらめくって気になったところをよく読むという感じです。写真とかイラストなども多く、文字ばかりの本よりは良いのですが、、、
この著者の他の書籍の方が、全般的な知識を頭に入れるには良いと思います。
モヤモヤさまぁ~ず2 DVD-BOX VOL2&VOL.3
Vo.04・05と続きを発売して貰うためにも
更なるDVD化希望のFAX・ハガキを出しましょう。
ついでに番組の存続のためにも (^-^)
普段の放送を欠かさず観ている人でも
DVDならではの大江アナと竜王は生きていた君の
副音声を味わうだけでも価値があります。
ああ本当に楽しい。
こんなユルユルでグダクダで、チャイチーな予算で
ここまで面白い番組はそうそう無いですよ。
評価の高いレビューが並ぶ理由も分かります。
いやぁテレ東放送圏に生まれて良かった。(笑)