とめはねっ! 鈴里高校書道部 1 (1) (ヤングサンデーコミックス)
ある意味久米田漫画と同様、マニアックな層に愛されている河合克敏の最新作はテーマが書道です。毎度の事ながらマイナーな題材で何年続くのだろうと心配になります。で本作は相変わらず初期設定や脇役を固めるキャラ達が美少女ばかりだし、アクがつよい性格揃いなのでネタに困らずテンポよく話が進みリズミカルに最後まで読めます。雰囲気としては「帯ギュ!!」の初期の大河なのに一話完結な頃に近く、書道に興味ない層にも受けが良さそうな気がします。「帯ギュ!!」から読み続けている自分には、今作の加茂ちゃんと「帯ギュ!!」のサイトーくんの顔が同じなのに性格が全然違う所とか壺にはまります。一連の河合作品を知らない人には普通の高校部活のノリが気に入ると思いますので、一度手に取ってみる事をお薦めします。
モンキーターン 第5節 [DVD]
この第5節は主人公の波多野憲二がSG出場をかけてG1レースで奮闘
するストーリーです。競馬ではG1が最高峰のレースですが、競艇では
SG(スーパーグレード)が最高峰のレースとなっています。ちなみにSG
レースは総理大臣杯、笹川賞、グランドチャンピオン決定戦、オーシ
ャンカップ、モーターボート記念、全日本選手権、競艇王チャレンジ
カップ、賞金王決定戦という8つのレースとなっています。もう一つ
賞金王シリーズというのもあるのですが・・・あまり細かく書いていく
とキリがないので大まかに書いてみました。8つのSGには、それぞれ
選考基準があり、出場するだけでもスゴイことなんですよ。
A1、A2、B1、B2とクラス(野球でいうメジャーリーグ、マイナーリーグ、教育リーグ)
という風にピラミッド型になっていて基本的にはA1クラスにいないと出場できません。
賞金王決定戦だけは少し別で獲得賞金上位12名というだけの基準でB1級でも出場可能ですが、まず無理です。
熱くなって色々と書いてしまいましたが少しでも競艇の知識をもってこのモンキーターンを観ると面白いですよ!
モンキーターン 第4節 [DVD]
やっとモンキーターンも4節まできました。今回は同期(同僚)の存在
の有り難さが感じられる作品です。社会で働いているほとんどの人には
同期(同僚)がいると思いますが、いてくれて良かったと感じた事はあ
りませんか?助け合い、励まし合い、目標を達成した時の気持ちは良い
ものです。確かに個人一人で目標を達成すれば、また違った達成感をあ
じわう事ができるかもしれませんが・・・
何かモンキーターンについて語ってませんね(笑)
たかがアニメ、たかが競艇かもしれませんが、とにかく一度観てみて下
さい。必ず何かを得られるはずです。
とめはねっ! 6 (ヤングサンデーコミックス)
マイナーな書道をここまで楽しく読めるなんて最高!
大江縁→一条毅
日野ひろみ→大槻藍子
望月結希→豊後高校
…新たな目標に向かって、今後の展開が楽しみ。
とめはねっ! 鈴里高校書道部 7 (ヤングサンデーコミックス)
三浦清風先生からの紹介で、かな書の指導を「笠置亜紀子」先生に依頼に行った鈴里高校の書道部でしたが、
あえなく断られてしまいます。
そのため日野部長の提案で大江縁の祖母「大江英子」にかな書を教わる事になるのですが、
「おばあちゃん」は、みんなの期待をはるかに上回る充実した「かな」の指導を行うのでした。
この巻の主題は「かな書」。
今までとは違い動きの少ない「かな」の練習風景ですが、
「鵠沼学園に笠置亜紀子先生が指導に入った」ことで
鈴里高校の書道部は対抗意識でがぜんやる気を出し、
めずらしく大江君が「鵠沼学園に負けたくないよ」と語ったり、
お話も盛り上がってきます。
バレンタインや、大学の公開授業への参加など
高校生らしいエピソードが沢山で楽しい巻です。