ブロック・パーティー [DVD]
自分は、HIPHOPやラップと呼ばれるジャンルの音楽をよく聴くのですが、
思えば洋楽HIPHOPなんてあまり聴いた事が無かったので、
この映画をきっかけに、様々な洋楽を聴いてみようと思い、観賞しました。
洋楽に詳しくない自分でも名前ぐらいはしっている、モス・デフやザ・ルーツが出ていて軽く感動。
凄すぎるLIVE映像に見ていて踊りだしたくなるぐらい面白い、そして暖かくなれる映画。
一見、ブラック・ミュージックと聴くと、ギャングのことを歌ったラップだったり、大麻やドラッグを
歌詞に取り入れたミュージックと自分自身感じてしまうのですが、自分のあまり聴かないブラック・ミュージックなんかも
この映画には入っていて、新たな興味が湧きました。
パーティの主催者、デイヴ・シャペルは本当に面白い人で、彼が画面に出てくる度にニヤついちゃいます。
白人と黒人の差別だったり、黒人の置かれている立場だったり、
一見暗いネタを明るく笑いに変えてしまうのは素晴らしいと思いました。
圧倒的に黒人が多いパーティーで、白人を否定するような歌詞を歌うアーティストもいるけれど、
それでも白人と黒人が一緒になり、白人でも黒人でも無い色んな人種の人が集まって、
笑っている映像がこの映画にはいっぱい収められています。
色んな人の笑顔だったり、喜びだったり。悲しい面を一つも見せない、そんな映画。
見終わった後は自分もLIVEに行ったような感覚になり、自然と笑顔になりました。
幸せな時間をありがとうと言いたいぐらい素晴らしい映画だと思います。
Score
黄昏ている。とにかく黄昏ている。このアルバムを聴くと、何故か幼い頃夕陽の中で遊んでいた自分が映し出されはしないだろうか?とてつもない幸福感とわびしさが同居する、幼い日々のことを思い出した。そこではもはや逢うことのない人々がありありと生きている。
ローリンの声が素晴らしい。90年代といえばこのアルバム!という企画があれば10本の指に入る名盤。
世界の傑作カバン (ワールド・ムック―世界の傑作品 (502))
カバンについて、これだけ多くのメーカーの商品を紹介しているのは類書が無く、貴重な一冊。ジャベツクリフやベルトーニ、アイグナーなどといった、月刊誌等ではなかなか掲載されない写真が嬉しい。巻末には、大峡や日下公司、FUGEEといった国産一流ブランドについての個別記事もある。
ただひとつ残念なのは、一つのメーカーから一種類のカバンしか紹介されていないこと。各メーカーの代表作、数点を掲載してくれればよかったのだが。
カバンの達人
前著「鞄が欲しい」が楽しい(読んでいて楽しい)本だったのに、今回はそうでもない。僕にとっては「鞄が欲しい」の中のつまんなかった箇所を取り出した感じに見える。
ドクターKとか変に謎めかしている人については結局人となりが伝わってこない(知っている人が読めば面白がるかも知れませんが、それでは世に出す意味がない)。
ただし、作り手の人を記述している箇所はそこまでひどくはないです。お金があれば頼んでみたいという気持ちにさせます。
(ただし、お金をためて頼みに行こう!という気にまではさせてくれません。)
結局は、文における描写力がちょっと弱いのかな?
鞄のイラストは眺めているだけで気持ちよくなるぐらい描けているのですが。
ミスエデュケーション
フージーズのメンバー、ローリン・ヒルのソロデビューアルバム。リズムとメロディに言葉を語るように乗せて歌い上げるローリン節(アレステッド・ディベロップメントに似た所あるがよりR&B性が高い)と言ったところか。彼女自身がプロデュースしたアルバムはクオリティ高し。Can't take my eyes off of you のカバーもうれしい。1998GRAMMY・Album Of The Year ,Best New Artist ,Best Female R&B Vocal Performance ,Best Rhythm & Blues Song, Best R&B Album受賞作品