GOLDEN J-POP/THE BEST 山口百恵
青春時代の想い出が綴られた一枚。
私より一歳違いの山口百恵。当然、青春時代は彼女の曲が思い出の中から甦る。
花の中3トリオも、もう50歳を目の前にしていますが、不思議に曲のイメージはしっかりと残っています。
初期のヒット曲「ひと夏の経験」「初恋時代」などは、少女らしさが懐かしい。
女性のムードが漂ってきそうな阿木=宇崎コンビの曲「プレイバックpart2」「絶対絶命」「横須賀ストーリー」「夢先案内人」などは、ポップ系ののりでピカイチ。
さだまさしの「秋桜」や谷村新司の「いい日旅立ち」は、定番。
彼女の曲は、今も青春時代の淡い恋の思い出とともに胸の中に残っています。
花の中3トリオから、女性への歩みがわかるベストといってもいいかもしれません。
ドラえもんの理科おもしろ攻略 天体(地球・月・太陽・星の動き)がわかる (ドラえもんの学習シリーズ)
「勉強は楽しく効率的に」が我が家のモットー。学習範囲の全体像を掴むのにドラえもんの学習漫画を愛用中。本書はシリーズの中でも説明が分かりやすく、N研のテキストにもほぼ準拠しているので(カリテ対策等)使い勝手が極めて高い。小5の娘の今日の課題は「ドラえもんの天体を読んで設問に答える」。おすすめ。
国家の命運 (新潮新書)
今年まで現役の外務事務次官であった薮中氏の作品ということで、しかも尖閣、TPPで揺れる外交が話題の昨今、興味深く読ませて頂きました。本のタイトル「国家の命運」のわりには約190頁のボリュームであり、正直そのような大きな題名(テーマ)には頁数が少なすぎる。しかしながら薮中氏の外交官試験受験の経緯から、外交の意義、実務から交渉後の後日談、今後の日本の行うべき指針まで幅広いテーマで、うまくまとめた感じ。読みやすいし、現状の日本外交を大枠で抑えることができる点は評価したい。先ごろまで現役の外交官であり、話せる内容も正直、限りがあろうし、その部分で第4章外交交渉の要締
121頁の最後に「交渉段階の一つ一つを、赤裸々に明かすことはできない」とはその通りだろうし、「(外交)交渉の妥当性、結果の評価は、後世の歴史家に判断してもらうしかない」とはご尤もな話である。第5章「北朝鮮はなぜ手ごわいか」は、まさにあの国の内面をとらえて急所がわかり、やっぱりといった感じ。しかしわれわれの1日は相手の1年とは、本当交渉は、しずらそう。アメリカ、中国も手を焼くあたり、とくに各国ともに実績を重んじる外交交渉で、わがままし放題の態度は六者協議で何度も暗礁に乗り上げる分けも理解できる。それと今後の日本を憂いでいる部分として日本のデモグラフィーという言葉が、最初と最後に出てきている。急激な高齢化社会に突入し、日本の今後の労働力の低下、衰退が叫ばれている。今後の日本を考えるうえで、我々の生活を守るうえで、その部分が今後の外交と絡んで、非常に大きなテーマになっていることは間違いないと思う。薮中氏曰く、小泉元総理の外交評価は非常に高く、本作では現民主党の評価には殆ど言及していない。薮中氏はTPPに関しては、積極的であり、もっともっと海外に若者も目を向けるべきと提唱している。とりわけ農業面で話題となるTPPであるが、外国人、通信、金融等の流入と今後の日本を考えるうえで非常に大きなテーマである。現在の国内景気、大学生でも60%に満たない就職率をみると、反対も多々あろうが、将来的な日本の指針を考えるうえではさけられない問題であり、政治の大局的な大胆な関与が本来とても大切である。全く信頼を失った民主党政権、小沢問題にあけくれた2010年、来年度の税制大綱も酷いし、党内の茶番劇はどうでもよいから、国民の目線に対応した本来の政治主導の政治を、やってほしい。目先をかえるような内閣改造より、本当は衆議院解散により、もう一度国民に真意を問いてほしい。そのような度胸がなければ、現在の国難には対抗できないと思う。そのなことを感じさせた薮中氏の一作であった。
英語長文問題精講
トップクラスの大学を志望する方にはお薦めしたい一冊です。
実力を固め更に上を目指す人にとってはニーズに応えてくれる本ではないでしょうか。
掲載されている長文のレベルは高く、一般的な構文にも変形が加えられていたり
また複数の構文が組合わさって複雑な形をしていたりして一筋縄ではいかない文章ばかり
ですが、「思考力を磨く」という考えを以って取り組むには良い教材です。
解説も詳しいわけではありませんので上級者以外は下手に手を出さない方が
良いでしょう。
(「思考訓練の場としての英文解釈」よりは容易なので、そういった意味では
ちょうど良いレベルです。)
この本をマスターすれば最難関レベルにも対応できるだけのベースを
築くことができるでしょう。