喰いタン スペシャル [DVD]
横浜港と香港を結んでの違法輸入、っていうのが昔のTVドラマらしくてよい(笑)。撮影も横浜と香港でほぼ50:50の割合で、全体的な感じは「キーハンター2006」かな。キャストはレギュラー放送と変わりないが、香港映画の味付けをしているのが大きく違うところだろう。特に高野が着る黄色いジャージ(あれはキル・ビルの衣装じゃないよ)は「死亡遊戯」そのままだし、大男と闘う場面もそっくり。また鏡の部屋はご存じ「燃えよドラゴン」でお馴染みだ。B・リーの銅像も出てくるし、こういうノリは楽しい。「マトリックス」もびっくりの銃弾よけもあったしね(笑)。香港の撮影日程に無理があったのか、雨が降っているバスのシーンから、すぐにアスファルトがすっかり乾いた晴天のカットに移ったりと、不自然なつなぎが多かったのが残念だったが・・・。またさすが「喰いタン」だけに、料理の数々は美味しそうだ。肝心の食べるシーンが少ないのは、もうそこまでやると「グルメ紀行」になってしまうからだろう。悪役も全てがヌケていて、香港マフィアとヤクザとは思えない弱々しさで笑わせてくれる。これ単体で観ても十分理解できるので、映画好きの方にもお勧めします。星4つ。
喰いタン(15) (イブニングKC)
喰いタン、最終巻です。
なんだかとってつけたように、いきなり連載が終了してしまった喰いタンの最終回です。打ち切り、というよりは「ミスター味っ子 2」の為に切り替えたというニュアンスでの終わり方だったのですが、きちんと最終回が迎えられたのはまぁよいことだったのではないでしょうか。
内容としては、最終巻だからといって、いつもと大きく変わるような一巻通しての最後の戦いがあったりするわけではなく、いつもと同じで一つ一つの事件を喰いタンが食べ物をひたすら食べ続けながら解決していくという黄金パターン中で進みます。それが、最後にわりあいと唐突に話をまとめられた感じで終わります。
ただ、最後の最後で助手のお嬢さんとの仲も、それなりに進展したような終わらせ方をしてくれたので、そのあたりは個人的には綺麗な纏まり方で良かったかなと思います。この終わらせ方なら、いつなんどき第二部スタート、となっても大丈夫ですしね。
長期連載お疲れさまでした。
喰いタン(14) (イブニングKC)
ひたすら喰って喰って喰いまくって事件を解決する探偵を描いた怪作、「喰いタン」の最新刊です。今作も、案外ひどい登場人物が出てくる話が多かったなぁと思いましたが、よく考えてみると探偵が活躍するような話といえば、普通は人死にが出るか窃盗事件・脅迫事件が起きたときなのですから、当たり前といえば当たり前なんですが、いつになく事件は起こります。そして、例によって例のごとく、「喰いタン」は喰って喰って喰いまくって事件を解決していきます。
強いて言えば、今回の「喰いタン」は、今までと違って料理やたべものに関しての蘊蓄がちょっと少なめだったように思います。最近はなかなか出てこないですが、すごく美味しそうな贅沢な料理を絡めた話も読んで見たいものです。
衝動
衝動ばかり取りざたされてますが・・
忘れてならない2曲目に収録されている「結晶」!!
これは現在、日本テレビ系ドラマ「喰いタン」の主題歌になってO.Aされています。ストーリー性のある歌詞がとても切なくてとても素敵な歌です。昔のB'zっぽいと思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回は“動と静”両方のB'zが楽しめるそんな1枚になっていると思います。
喰いタン DVD-BOX
私はジャニーズに興味がない。
東山という役者はテレビで見かけたことがあったが、じっくり観たのは初めてだった。
このテレビドラマは「食材が出てくるコメディタッチな探偵モノ」ということなのだが、
その隅々に、食べること、命をつなぐということ、その感謝という主張が
随所にちりばめられていた。
軽快な演出に大事な主張。主演の演技も安心して観られる。イイ!
なんども見たくなったのでDVDまで買ってしまった。ドラマのDVDを買うのは初めてだったが、
間違いなかった。