アイデアのつくり方
私の場合、60分で読んでも『分かったような気』にしかなりませんでした。
1日かけてじっくり読むと、本の『構成・内容・ロジック』は、ほぼ理解できました。しかし、『役立てる』には至りませんでした。
社会人となり、企画部門に配属され、時と場合に応じて様々な発想法、思考技術、問題解決技法と出会う機会がありました。
年月が経ち、ようやく自分の仕事のスタイルが出来上がりかけた頃、思い出したように再び手にとってみました。
振り返ると、自身のアプローチの本質は、この著者の考え方とそう離れていなかったことが分かりました。
私にとって『60分で読めるけれども一生離さない本』となりました。
この本には『アイデア創出の瞬間』が実に鮮明に描かれております。
しかし、この本を読む!!!だけでは『アイデア創出の瞬間』を得ることは出来ません。
『アイデア創出の瞬間』を一度きりにせず、異なる局面で度々『アイデア創出の瞬間』を必要とされる方に役に立ちます。
『人文、社会、理工・・・』ご自身の基盤に関わることなく『企画・創造力を生活の糧とする全ての方』にお勧めしたい本です。
James Bond 007: Blood Stone(輸入版)
ゲームストーリーをブロスナン・ボンドの映画脚本やEAの「エブリシング・オア・ナッシング」のブルース・フィアスティンが書いてるためか、ストーリーやアクションの展開がありきたりな感じがします。ボンドが偶然たどり着いた場所なのに、都合良くボンドカーが置いてある描写には「?」です(笑)。おまけに「エブリシング・オア・ナッシング」にあった「ボンド・センス」のようなヒント表示システムもありますね。
TPSのみになったので、「慰めの報酬」と比べて正面突破とかのスピーディな銃撃戦も可能にはなっています。私のソフトは北米版のようですが、先に感想を書かれた方と同じ「監視カメラをハッキングする」の支障が出て、そのポイントで前に進めなくなりました。海外のサイトを見ると、アジア版の本体との相性の可能性ではないかと言われてるようです(英文を完全に理解できないため、翻訳サイト使用)。
ところで、北米版発売日と同時期に国内版も日本語吹き替え付きで発売がアナウンスされました。国内版が出るまでに、こちらのソフトでゲームを進めたいんですけどねぇ・・・。
レッド・オクトーバーを追え! スペシャル・コレクターズ・エディション [Blu-ray]
ソ連から探知不可能な最新鋭潜水艦を率いて亡命した艦長ラミウス(ショーン・コネリー)。最高機密の漏洩を防ぐために追撃するソ連海軍。それに気づき、密かに接触しようとするCIAのジャック・ライアン(アレック・ボールドウィン)。手に汗握る海洋サスペンスです。冷戦時代、米ソの仮想対決にトムク・ランシーの作品はリアルなおもしろさがありました。ソ連崩壊後、冷めた見え方になったこの映画ですが、今またロシアや中国が台頭する中で再び見てみたくなりました。トムクランシー作品の映画化ではCIAのジャック・ライアンをハリソン・フォードが演じることが多いですが、私にはアレック・ボールドウィンが原作のイメージに合っています。「眼下の敵」「クリムゾン・タイド」に並ぶおもしろさです。
ダンロップ(DUNLOP) ST.JAMES硬式テニスボール 4個入
最初は個数の多い商品を購入するつもりでしたが、そうすると粗末に扱いそうで4個入りにしました。正解でした。テニススクールで使用しているボールと違い反発力が違っていました。ダンロップというブランドにひかれたのも嘘ではありませんが、ちょっと割高感のある4個入りをおすすめいたします。ラリーをすると違いがわかりました。
ビジョナリー・カンパニー ― 時代を超える生存の原則
所謂経営本には違いありませんが、出版されて10年以上経っているにも関わらず、内容は益々重要性を帯びてきているのではないでしょうか。現在は、会社を儲けの手段としか考えていないような出来事が頻発し、会社の理想云々を言う事自体恥ずかしいような時勢になってしまいました。本書は、理想を持つことが如何に大切かを、沢山の事例を元に説いており、読んでいて誠に勇気づけられる本です。
ビジョナリーカンパニー経営者の多くの明言が収められていますが、私のベストは、モトローラの創業者、ポール・ガルビンの言葉です。103ページに載っています。是非ご覧ください。
私は出版後直ぐに読みましたが、それ以降もたびたび読み返しています。それだけの価値がある名著と思います。