ラリー・ウィリアムズの「インサイダー情報」で儲ける方法 (ウィザードブックシリーズ)
やってくれました。ラリーがまたまたプロの秘密の手法を発明&公開しちゃいました。このイヤラシイ指標の算出式も載せてあるので特にデータフェチの方にとってはCFTCの生データを弄れてとても楽しいでしょう!立ち読みなんかしないで、ぜひ買ってください。後半はこれまでに出した本の重複が多いので、前半のみにして価格を半分にしたらもっと良かった!
ラリー・ウィリアムズの相場で儲ける法
なるほど、これがテクニカル分析というものか、
という印象を与える。データのみを信じるが故に、
それが見かけの相関現象であっても構わないという立場。
何ゆえ相場が動くかの考察は、結局憶測の域を過ぎない
のだから。
ここに記載されている「事実」はほとんど役に立たないが、
考え方は大いに参考になるだろう。
スマイル
92年の作品です。90年頃のAORブームのなかシンドロームから出ています。昔なんとなくこの
アルバムを買ったんですが、今頃(2010)また出てくるとは。それもリマスターしてSHM-CDで。
演奏や作曲で有名どころがけっこう参加していますが、なんとも中途半端な印象です。「ユー・
ドント・ノー・ミー」を歌っていたりジャジーな曲はなかなかです。そのためでしょうか、この人ジャズ
作品をつくるようになりましたね。
しかし、リマスターしてSHM-CDで出すほどのものとは思えない作品です。「AORの幻の名盤」
のような噂でも出回っているのでしょうか。あまり期待して購入されないほうがいいように思います。
ライヴ・フロム・レコード・プラント〈特別版〉 [DVD]
リーの脇を固めるメンバーにも注目ですが、ブラジルの音楽家イバン・リンスがゲスト参加している点にも注目!エレピを弾きながら、フルパワーで「ハーレクイン」「アイランド」を熱く歌うリンスには感動します。彼のファンだったら必見です。後はCDでも再発が注目されていた「in RIO」から「リオ・ファンク」が、これまた熱く演奏されてます。イントロと半ばのところでエイブ・ラボリエルと絡むところなんかは、絶対他では見れませんね。
ラリー・ウィリアムズの短期売買法―投資で生き残るための普遍の真理 (ウィザードブックシリーズ)
著者は公開の投資コンテストで資金1万ドルを1年間で110万ドルにしたことで知られている投機の神様のような存在である。その彼が国債や商品、株式指数の先物の短期売買の手法を著している。
ページをめくっていて気が付くのは、この種の本によくある移動平均、支持線や抵抗線、或いはダブルボトムや三尊といったチャートパターンは余り見られず、一定のパターンで一定期間の取引をシミュレーションしたときのトレード数や利益、勝率などの数字が並んでいる表があることだ。他の本にあるようなチャートパターンの場合は、いかにも都合の良いチャートだけを出しているという印象があるが、数字の表を見せられた方が客観的な感じはする。著者は日計りは薦めておらず、パターンの期間は1~3日くらいが多い。パターンは単純なものが多く、プログラミングの知識と過去のデータがあれば日本の各市場でのシミュレーションを行うことができる。
私がトレーディングの手法より注目したのは、随所に現れる著者の投機哲学である。例えば成功する投機家の動機付けは3つあるという。一、大金を稼ごうという強い望み。二、人に自分の能力を証明したいという望み。三、現在の状況に満足していないこと。三番目のことには続きがあって、投機家の重要な財産とは精神的に不安定であることであり、さらに偉大な業績がバランスのある普通の人によって達成させることはないとまで言っている。これを読んで、芸術家や文学者から同じようなことを聞いたことがあると思い、やはりラリー・ウィリアムズは並の人間ではないと感じた。