天使も夢みるローソク夜 (りぼん おとめチックメモリアル選) (集英社文庫―コミック版)
りぼんで連載していた頃はまだ小さかったので読んでなかったのですが、大好きな杉浦さやかさんおすすめとのことでしたので、なんとか手に入れて買ってみました。
短編連作集…という感じです。谷川史子さんはもしかしたら陸奥さんをお手本にご自分の作品を描かれているのかな?系統が近いと思います。
読み終わった後ほんわかとした、やさしい気持ちになれました。
昔の少女マンガっていいなぁ~と素直に思える作品です。
花かご便 (クイーンズコミックス)
「りぼん」のコミックスはほとんどリアルタイムで読みました。「こんぺいそうのフランソワ」は雑誌連載が終わったときに雑誌よりすこし小さめの、雑誌のような体裁の「愛蔵版」のようなものがコミックスに先駆けて出されて、いまでもたまに取り出して読んだりもします。新刊は気づけば買うといった程度で、本書も久しぶりなのですが、やはり線が変わってしまったことを個人的にはどうしてもいまだに受け入れられないでいます。
陸奥A子コレクション 3 紙のお月さま (YOUNG YOU漫画文庫)
まだまだ結婚にすらありつけない私ですが、この作品を読んで、こういう結婚もありだなあと思いました。主人公が出産を決めた場面、いい顔してました。暗い話になりがちなテーマですが、そこはそれ陸奥先生の独特の雰囲気でちょっと明るく、前向きにいろんな要素が混じった味わい深い作品です。