火垂(ほた)るの墓 [DVD]
まず清太が戦争を生きようとしなかったなどというレビューはこの映画を全く理解していない人の意見だと思います。清太と節子が死んでしまったのは、清太の判断で2人が親戚の家をでていってしまったのが原因だというのはわかります。本来なら清太は親戚のおばさんに謝って、家事の手伝いなどをして何とか家に住まさせてもらうべきでした。でもなぜそうしようとしなかったのか。その理由はただ一つ、清太がまだ"子供"だったからだと思います。それは本編をみる限り、清太の家庭が裕福でおそらく特に何不自由なく生活してきたのが関係しているはずです。常識や礼儀を覚える早さは家庭や周りの環境で個人差があります。つまり清太は親戚の家に住まさせてもらうためにすべき事をしなかったのではなく、まだ知らなかっただけで、家を出ていったのも、おばさんを嫌がっていた節子のために子供の清太が考えてだした決断なのだと思います。確かに清太の判断は正しくなかっのかもしれない。でも、それでも清太は節子とずっと生きていけると思っていたはずだし、節子のために必死に走り回り、必死に生き抜こうとしていました。そんな妹思いの優しい少年が最後はあんな可哀想な姿で死んでいきました。当時はそんな清太と同じような境遇の子供がたくさんいたんじゃないでしょうか。この映画は清太が戦争時代を生き抜こうとしなかった話でも、清太のだらしなさを象徴した話でも決してないと思います。
スタジオジブリの歌
収録されている曲目は、見て頂ければ判りますが、基本的な所は抑えて居ると思います。
「On Your Mark」のように作品としてはマイナーでもとても良い曲も収録されていたりして、個人的には満足です。
(元々、PV用に作られた作品ではありますが)
ただし問題点としては、内容を充実させたのと、上質な紙を使っているせいでしょうか?その為に、どうやって傷を付けずに
入れたの?と言うほどに、歌詞カードが出しにくいです。また収納時に歌詞カードを傷つけてボロボロにする羽目に・・・
サクマ式ドロップス 復刻版
ジャパニーズなら誰もが慣れ親しんだドロップといえば、これかと思います。当時はいくらだったか。。。ただ子供にとっての200円というのはかなり高額だったと思います。今でこそ100円ショップ等で、色々な味の詰め合わせパックが売られていますが、やっぱりカンカラに入ったドロップとうのは実に風格があります。
釜飯でも、横川駅で売られている、あの陶器に入っているからこその風格。同じサイダーでも、やはりガラス瓶に入ったラムネだと味わえる風格。
そんなのに似ているかと思います。
したがって、僕はこのキャンディーを舐めきった後、なぜか缶を捨てずに部屋に残す習性が身についてしまった。横川の釜飯もどうしても陶器を捨てられず、、、そういう収集癖を触発する魅力もありました。
釜飯の陶器なら、晩飯の茶碗代わりにしたりして、鉄道オタクの私としては、子供ながらにちょっとした優越感に浸ったりしていましたが、この缶は使用用途が全く無いです。出し口が小さいので何も入らない。
20年ほど前に放映された「火垂るの墓」でせっちゃんが、水を入れてジュースを作ったのを子供ながらに衝撃を受け。そんな裏技があったのか、あの駄菓子やで売られている10円の粉末ジュースがただで飲めるのだ!と興奮しきりに、真似したが全く無味な出汁しか出ず。。。
セッチャンよくも俺を騙したな!と子供心に少々興奮した記憶があります。
話の収拾が全くつかなくなりましたが、やはりドロップといえばサクマ式ドロップ。子供だったのでハッカのようなアダルティーな味は好きでは無かったですが、それは今でも変わらず餓鬼な味覚を持っています。ただ同じ白色でも微妙に薄い白色のモノは、とてもフルーティーで好きです。ただ、これを家族で買うとクセモノで、個人的に好きな種類が出るまで、出しては戻しての繰り返しで結果的に、ハッカだけが缶に残る事になり兄弟喧嘩の温床になってしまうのです。遺されたハッカはクールで涼しげ、けれど哀しい哉ホットな温床になってしまうのです。
底には、砕かれた欠けたブツが沈みがちなのもこの種の特徴ですね。まぁ、これも一つの楽しみです。なんちゅうか、ごはんのおこげをついばむような?キャラメルコーンの袋の底から、ピーナッツが発掘されるような??そんな付加的な味わいもあるのです。
火垂(ほた)るの墓 [DVD]
(;'Д`)ハァハァ 難易度A 操作性B グラフィックA ストーリーA 値段C 音楽B 自由度AA
良かった点
製作者たちの気合と意気込みがひしひしと伝わってくる渾身の一作。遊び心も満点。
次々と幼い二人に圧し掛かる現実・・・。
当時の時代背景を忠実に再現し、感動すら覚えさせるグラフィックは見事。
この作品の凄いところは周知の通り「自由度」にある。
ちょっとした行動がエンディングに大きく関与したり、ステータスの状態も大切な要素なの
で、気を抜けない。
また、どこかで見たようなキャラに会えたりもします。
ゲンの生命力の高さには驚かされる。
悪かった点
やはり暴力描写やグロ表現ですね・・・。
現実を突きつけるゲームですからいくらかは仕方ないと思っていたのですが、ちょっと指が切
れたくらいで血の海になるのはやりすぎですよね?
節子が弱っていく様もリアルすぎて退きました。
あと難易度ですね。
初回プレイの人がグッドエンディングにたどり着くのは5%らしいです。
ホッカルさんも勿論駄目でした。
節子の前におばさんと清太が心中してしまう・・・?!
to U
私はこの曲を聴いて、小林さんのメロディラインは素晴らしいと思った。
桜井さんの選び抜いた言葉達にも素直に感動した。
Salyuさんの“宇宙”を感じる柔らかなヴォーカルも素敵だと思った。
他の人に対して、無理矢理聴かせて感動しろと言う気はさらさらない。
ただ、批判してる人たちの言葉を聞いて、悪い意味で今の世の中を感じてしまった。
“素直に感動することって、かっこ悪いことなの?”
“これいい!って思う事ってダメなことなの?”
…少なくとも、今のヒットチャートの上位にぽんぽん出てくるような、
わけわからない音楽よりは1000倍良いと思うけど。
こんなことで、私も批判されるなら、私は素直に感動してしまう、
単純な人間のままで、いいな。