愛と青春のシネマ年鑑(2)哀愁のヨーロッパ映画ベスト
中でもお気に入りは「太陽がいっぱい」(アランドロン)「鉄道員」(イタリア映画)「太陽はひとりぼっち」「冒険者たち」(アランドロン)です。
残念ながら映画はテレビでしか見ていませんが、特に「太陽がいっぱい」「冒険者たち」は、昭和48年頃、大学生活と住み込みのアルバイトを高校卒業と同時に始めた20歳前の多感な私の身体に、文字とおり焼け付くような強烈なインパクトを与えました。私はアルバイトでもらったわずかの金でレコードプレーヤー(モノラル)を買い求め、500円で買ったレコードは「太陽がいっぱい」(サントラ盤)と「冒険者たち」(裏面が太陽はひとりぼっち)でした。田舎から都会に出て希望と不安に満ちながら6畳一間のわびしい部屋で一人むさぼるように聴いていました。
曲を聴くたびに、アランドロンの強烈な上昇志向に自分自身を重ね合わせていたあの当時の自分の姿が思い出されます。
「太陽がいっぱい」はよく映画音楽CDにありますが冒険者たち、太陽は一人ぼっちはあまり見かけないようです。今度はできればサントラ盤で発売してもらいたいです。
みうらじゅんのフェロモンレコード
1994年9月20日初版第1刷発行・・・実家の本整理で発掘、基本的にくだらない本ですが凄いパワーを持っています(笑)。よくぞここまで、くだらないレコードを集めたと感心してしまいます!!エロとアホ炸裂のレコードジャケットが、笑えます。「エマニエル夫人」だけで「こんなにあるのと!」と驚愕、同ページにエマニエル坊やのEPジャケが並ぶ編集に唖然・・・そんな本です。谷ナオミ「悶えの部屋」というLPジャケは凄いなあ・・・「三段式ロケット乳房」ねえ、興奮する(笑)。
Theatre Of Strings
B'zの松本孝弘を筆頭に、TUBEの春畑など総勢4人のギタリストによるインストアルバム。
ゴッドファーザーや燃えよドラゴン、戦場のメリークリスマスなど映画史に残る名作の楽曲をカバー。
B'z松本の情感溢れるギタートーンは既に周知の事実だろうが、それまで聴いたことのないプレイヤーも聴けるのでいい機会だと思う。
ただこれを聴いてそのギタープレイに浸るのもいいけど、それらの映画を観てみることも大事。そうすることでこのアルバムは成功だし、意味があると思います。
続エマニエル夫人 【プレミアム・ベスト・コレクション\1800】 [DVD]
ソフトポルノ映画の代表であるエマニエル夫人シリーズのなかでも
最高傑作の誉れ高い作品です。
映像はとても美しくロケもしっかりしていて安っぽさがありません。
シリーズ中でも道徳的な部分のない開かれた官能映画なだけに一番ノリがよく
ストレスなく映像アバンチュールが楽しめます。
テレビで大幅カットした吹き替えした版しかみたことがなかったので
シルビア・クリステルの声がとてもキュートな事がわかり嬉しい誤算でした。