ロスト・ワールド―ジュラシック・パーク〈2 下〉 (ハヤカワ文庫NV)
上巻はサスペンスフルな展開がなくていまいちだったが、下巻の途中から盛り上がりをみせる。ラプトルとの生死をかけた戦いは読み応えがあった。臨場感があってあっという間に読み終えることができる。映画とはかなり内容が異なっているので、映画を見た人でも小説は楽しめると思う。
ロスト・ワールド ～ジュラシック・パーク～(THX版)【字幕ワイド版】 [VHS]
ジュラシックパークは斬新で感動的だった。
しかし続編はそれがない。
越えられない壁があるのだろう。
スタンリーキューブリック、黒澤の次の巨匠になって欲しい。
ジュラシック・パーク トリロジー・ボックス [DVD]
傑作ＳＦ「アンドロメダ」やドラマ「ＥＲ」、最近では映画
化もされた「タイムライン」などの作品で知られるマイケル・
クライトンの原作を映画化した作品です。
時代を先取りした着眼点と専門家などに徹底的リサーチ
した情報をもとに、奇抜ながらリアルな題材をエンター
テイメントたっぷりに仕上げた原作を読んだ時、真っ先
に「これ映画化されるだろうな」と思いました。
とはいえ、こ難しい映画にはなっておらず、理屈抜きに
楽しめるスリリングなアドベンチャー作品です。
人間vs恐竜の戦いの結末は原作とは全く異なり、滑稽と
さえいえるほどショーアップされているところが原作の
ファンとしては残念でしたが、そこはご愛敬。
スピルバーグのサービス精神のあらわれです。
シリーズ化の常ではありますが、１作目が一番ですね。
原作は２作目もかなり面白いですが、映画の方はちょっ
とやりすぎちゃった感じ。全体を通じて「女性は強い」
なと思わせる作品にもなっています。
クライトンは「強いヒロイン」を描くのが好きみたいです。
原作もお読みになることをおすすめします。
とかく恐竜をよみがえらせたＣＧなどの技術が話題になっ
てしまいましたが、なによりもベースにある突飛かつ
スリリングな展開のストーリーが秀逸だからこそ大ヒット
した作品かと思います。
ちなみに特典映像も大変充実していてかなり楽します。
ロスト・ワールド～ジュラシック・パーク～(THX版)【日本語吹替版】 [VHS]
ジュラシックパークは斬新で感動的だった。
しかし続編はそれがない。
越えられない壁があるのだろう。
スタンリーキューブリック、黒澤の次の巨匠になって欲しい。
