Curtis Live (Dlx)
ソウルミュージックのライブの名盤は、かなりありますが、このカーティスライブは、その中でも3枚に入る位の出来です。シンプルな編成で、じわじわとグルーブするリズム隊(特にパーカッション)が、たまりません。またバラードにおける優しい声、一枚で2度おいしいと思います。ブラックミュージック好きの人は、是非買って見てください。(一家に1枚、家宝になると思うのですが、、、)
The Very Best of (Curtis Mayfield)
RhinoからのCurtis Mayfieldベスト盤"The Very Best of Curtis Mayfield"。個人的には"Back To The World"と"Tripping Out"を入れてもらいたかったものの、Curtis Mayfieldというアーティストのサウンドの魅力がちゃんと伝わるベストだと思う。Curtis初心者には是非お薦めしたいアルバムだ。
僕が1番最初に買ったCurtisのアルバムがこのベスト盤で、8分にも及ぶ名曲"Move on Up"や、Curtisの透き通ったファルセットがメロディと見事にマッチした"So in Love"の2曲を聴いて、彼のアルバムを集める事となった。この2曲は好きにならない人はいないんじゃないのかな?と思うくらい素晴らしい作品であると思う。
Curtis Mayfieldの音楽は、今でも決してその輝きは消えていないし、人の心を打ち抜く強さを持っている。彼の純粋なソウルがこのアルバムに凝縮されている。
カーティス・メイフィールド・イン・コンサート [DVD]
カーティスのSuperflyのLPレコードを初めて買ったのは1972年、ソウルにどっぷりはまってた若かりしころ、まだ、独身だった。 '75年の結婚までに五枚のLPレコードがあった。しかし、'83年ころからジャズを聴き始め、お蔵入り。 辛い時、悲しい時、酔った時、なぜか引っ張り出して、哀愁に満ちた彼の歌を聴いたことが数回あっただけ。 昨年、たまたまラジオで彼の死を知った。 無性に彼に逢いたくなった。当時はほとんど映像の無い時代、写真でしか見たことは無い。 有った。調べたらDVDライブがあるじゃないですか!! すぐ購入。30年以上の歳月が流れ、いまここに生きているカーティスを観れるなんて!! 涙が止まらない。 当時の自分を振り返る。 父親に殺されたマービン・ゲイと彼だけは、魂(ソウル)が私の心の中で永遠に生き続けることでしょう。 つい、感傷に浸ったが、このDVDは日本盤も輸入盤も全く同じで、輸入盤の方が得だと思います。 in Concertシリーズはどれも(購入した四作品)リージョン・フリーでした。音声はD.D5.1chとPCM Stereoで、2チャンネルでも良い音してます。 この書き込み中も聴きながら、涙して・・・(カーティスを知らない人は是非聴いてみて)きっと・・・・!?
Curtis (Dlx)
という評価はもう嫌と言うほどされまくっているアルバムです。
で、問題となるのは、70年代ニューソウルって何?と言う事です。
ここでレコードコレクターズとかでお勉強してニューソウルのなんたるかを理解するのも正しい音楽ファンのあり方だと思いますが、考えようによってはそれがかえって理解の妨げになるかも知れません。なにも音楽聞くために公民権運動だのベトナム戦争云々まで考慮することもないでしょうしねぇ。
そういった要素をすべて抜かして、このアルバムが後世にどれほどの影響を与えたとかの先見性とかも抜かして、ただ純粋に聞いてみて欲しい。
だまされたと思って聞いてみなと言って、後で感謝されるたぐいのアルバムであることは補償致します。