東映傑作映画音楽CD「中村錦之助ベストコレクションVol.2」
某サイトにて「仕掛人藤枝梅安」の音楽が「影の軍団シリーズ」に多数流用されたという書き込みを読み、購入しました。
実際聴いてみたら、「あっ!この曲知ってる!」とか「えっ!この曲流用だったんだ・・・」のオンパレード。
中には「影の軍団2」の音楽と瓜二つといってもいい程、良く似た曲調の物も
ありました。
そして入手できて一番嬉しかったのは、トラック20に収録されている
「M−25」です。
「影の軍団2」第一話で、はやて小僧が小判をばら撒く所から、その混乱に乗じて新八たちが晒された伊賀衆の首を奪い返す場面までに流れ、以後もシリーズを通して使用された印象深い曲です。
以前「影の軍団 音楽編」を買った時に、「あぁ、収録されてない・・・」と残念だった事がありましたが、これでようやくスッキリ、満足出来ました。
今回購入して損はありませんでしたが、お値段は張るので星は4つです。
風林火山 [DVD]
小谷野さんと言う方が「来週」と言う台詞を槍玉に揚げて批判していますが「来春」の間違いでは?シナリオのいい加減さに文句をつける前に、自分の聴覚のいい加減さをどうにかするべきだと思います。大体ちゃんとストーリー追ってれば展開上「来週」と「来春」を聞き間違える余地など無いはず。理解力もいい加減なのですね。
本編のレビューと関係なのですが、あんまり言い方が酷かったのでつい。
本編は非常に豪華で華やかな戦国絵巻です。
豪華な俳優、力の入った合戦、美しい情景など大作映画に恥じない出来です。
時代考証の面では古さゆえの間違いは多々ありますが、華やかさ実力ともに一流の俳優陣の演技が吹き飛ばしてくれます。
それでも後半はちょっと長く感じますが、終わったとに余韻の残る良作娯楽時代劇です。
決してメジャーではありませんが、音楽も良いです。
日蓮 [DVD]
鎌倉時代に活躍した日蓮の生涯を描く意欲作です。
萬屋錦之介が体当たりの演技で頑張ってました。
このての作品は少ないだけに希少価値があります。
全体的には時間が短すぎだと思いました。
全編、後編に分けて作成していたなら、もっとリアルだった
と思います。