Mother [DVD]
TVドラマは数年に一度の頻度でしか観ない(下らない作品が多いから…)が、本作品は衝撃的なストーリーと名優の存在で十分満足のいくものだった。
虐待問題と母性がテーマ。
松雪泰子と子役の芦田愛菜の存在は欠かせないが、最も作品を盛り上げることに貢献しているのは田中裕子(実母役)だと思った。
若い女優の中でベテランの演技はかなり光っており、見所のひとつ。
M.M.M.~シングル・コレクション
女優業では、低い声とゆうか、落ち着いた感じの声なのに、CDになるとガラッと変わります!彼女。
なんてゆうのかなぁ。。カワイイ声もキレイな声も出せるってゆうか。
曲調も曲のよって全然違うし。聞いてみる価値はあると思います!
てぃだかんかん~海とサンゴと小さな奇跡~ [DVD]
沖縄の青い空と海のコントラストが素晴らしい本作は、さすが春名慶プロデュースと思える布陣が集まった。
元が実話であり、実は春名プロデューサーは今まで小説メイン(セカチューやいま、会いにゆきます等・・・)だったので、
どういうまとめ方をしてくるのか、注目していた。
ポイントは脚本に林民夫を参画させていることだろう。
近作では「フィッシュストーリー」のとてつもない世界観で日本映画界を驚かせ、「ゴールデンスランバー」でも
知られるヒットメーカーを充てたことで、物語に抑揚が付いた。
子供の頃に見たサンゴ礁を、現代に甦らせようというのは、本編にあるように「無茶」なことだ。
それを観客も感じながら、岡村隆史演じる金城の一挙手一投足を追っていくのだが、皆さんは子供の頃の想いを具現化
できているだろうか?自分など妥協、妥協の産物で今日に至っている有様だ。
だから、金城の行動には違和感が付きまとう。「生活どうすんだよ」とか現実的なことだ。
でも、こういう生き方が出来たらいいなあ、それも実話だし・・・と思えれば、本作にはハマれるはずだ。
今日の日本映画大隆盛には、博報堂が大きく貢献してきた。それも功罪半ばであり、TV局連動大キャンペーンを始めたのも
この代理店だからだ。でも今回は、ほぼパブリシティのみで勝負してきたので、春名Pも「マスからCGM」への
移行をいち早く感じ取ったのかも知れないね。
松雪泰子は「フラガール」以来の好演だったし、春名P及び李監督とは「ガンジス河でバタフライ」で組んでいる長澤まさみの
出演(一瞬だけど)も良かった。
特典映像は30分ほどのメイキングと、舞台挨拶集が収録されている。本当はブルーレイで観たい1枚だ。星は3つです。