Bonnes Vacances!~Le paradis au Club Med
club medといえば日本ではアイランドリゾートのイメージが強く定番のisland musicばかりかなあ、と半信半疑でしたが(ジャケットも海そのものだし)聴かせる大人の選曲でいい意味で予想が裏切られました。流行りのボサノヴァ系ばかりでなく女性ヴォーカルのきれいなハウス系、ethnic系などのspiceが利いています。聴き飽きない、かといって「聴く」ことを要求しない、とてもバランスのよい一枚です。コンピレーションアルバムは軽すぎて、と敬遠している人にも薦められる出来。
バリ島の音楽
私は舞踊曲のタルナジャヤ(3曲目)が大好きで、それだけで惹かれて買ってしまったようなものですが。
家に帰ってよく聞いてみたら、ゴングデは入ってるし、ジェゴグ(竹のガムラン)は入ってるし、ケチャは入っているし、グンデルワヤンは入ってるし、一曲ずつではありますがバリの音楽の代表的なもの、美味しいとこどりで当たりだな、と…。
曲名がしっかり表記されているのも良かったです。ジャケットに記載されている曲名が『○○な音楽』だけでは特定の曲が欲しくてCDを探しても目当てのものを探すのは難しいので、私にはありがたかった。毎晩聞かせていただいてます。
聞いたことはないけれどバリの音楽を聞いてみたい、という方や旅行の時にはまった!という方はバリガムランのパワーとうねりに飲み込まれてみてはいかがでしょう?