魔法にかけられて (竹書房文庫)
ちょっと異色なファンタジー。 おとぎの国から現代世界のニューヨークにトリップ的な話です(^^) 普通のディズニー作品に比べて、作中に現代社会が存在するためある意味リアル感があります。 だって最終的なヒーロー役がバツイチ子持ち弁護士ですし(笑) 私は映画を見た後に読んだので、余計に人物背景や心情をあれこれ考えながら楽しく読めましたし、 王道っちゃ王道なんですが、一応ディズニーものにしてはいつもより複雑で大人風味でした。 心情の複雑さを推し量れるのは小説ならでは(^^) とにかくスルスル読みやすかったです。
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いつか王子様が現れると信じて動物たちと戯れて過ごす美女が
美しい歌声に惹かれて来た王子様と出会うベタベタな展開から始まるディズニー映画。
王子と美女は悪い女王のたくらみで現実のニューヨークへと飛ばされてしまう。
誰もが違和感なく受け入れていた設定である、
動物たちと通じ合い、場所を問わずに歌を歌ったりする無邪気な美女が
現実世界ではいかに浮いた存在になるかというところが面白い。
ディズニーの自虐パロディが多数込められており、
常識人である男性とのやり取りが非常に楽しい。
冒頭のファンタジー部分はディズニーお得意のアニメで始まるが、
ニューヨークを舞台にした場面は実写となり、
要所要所にアニメやCGがとにかくうまく融合されている。
アニメで登場したキャラクターが実写化される部分や、
リアルなリスが自然なままコミカルに動くところは素晴らしい。
至るところにおとぎ話の「お約束」が登場し、
白雪姫やシンデレラなどといった誰もが知っている作品を
うまくネタに使っている。
それでいてストーリー全体は後半にいくに連れて大きく盛り上がり、
最後まできっちり感動させてくれるところは、さすがディズニーだ。
アニメで描かれたメルヘンの世界から
実写で撮られたニューヨークの世界の対比が素晴らしく、
全編通して非常に完成度が高い。大人こそが楽しめるファンタジー作品。
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子供だけでなく大人でも楽しめるであろうミュージカル映画。
「お砂糖ひとさじで」や有名な「チム・チム・チェリー」等の名曲と共に
夢のある映像を楽しめます。
古い作品なので映像は少しだけ荒めですが40年前という製作年数を考える
と非常に綺麗です。
音声トラックにディズニー・ホーム・シアター・ミックスというのがありますが、
これは最新技術で音声をミキシングし直したものだそうです。
聞き比べてみるとサラウンド感が増し音のつながりがスムーズになって
いるのが判ります。
吹き替え音声ですが個人的にはイメージぴったり。
歌の部分でも違和感無く日本語のままでも楽しめました。
Enchanted
映画はとても楽しめました。
少しインパクトに欠けるかなーといった内容でしたが、曲はどれも良かったです。
「So Close」の流れるダンスシーンではジーンときてしまいました。
Jon Mclaughlinのハスキーな声が良いです。
配役もぴったりでした。
プリンセスを助ける男性の恋人役、イディナ・メンゼルさんはブロードウェイミュージカル「Wicked」の主人公、あの魔女役の方だったんですね。
ディズニーの映画は良くできていて、いつまでも心に残ります。