Four Rooms: Original Motion Picture Soundtrack
ティムロスがブラックな役柄で出演してたコメディー、タランティーのが製作に関わってたもの。ではなにが曲者かと言えば、プロデュースがディーボのマークマザーズボーなのである。なので、ややみょうちくりんなサウンドとどこかノスタルジックなサウンドがブレンドされている。なもんで、ややモンド気味なインストものをお探しのヘビーユーザーか、タランティーノまたはディーボの強烈なファンにのみおすすめ。ディーボの映像お仕事のひとつですね。10点中8点
フォー・ルームス [DVD]
オムニバス3つがティム・ロス演じるベルボーイで繋がってる作品です。
役者陣も豪華ですね。
だけどホテルがベースなのでそんなに派手なシーンはありません。
なので、DVDで観るのがちょうど良い感じですね。特番のテレビドラマみたいな楽しさ。
ちなみに吹き替えではティム・ロスを田代まさしがやってたりして以外。
あとタランティーノの声をあの広川太一郎がやってる。
話は変わって、この主人公のティム・ロスのとぼけた顔とかエキセントリックな動作とか西村雅彦に被ってしょうがなかった。
なんか関係あるのかしら・・・
まあそんなところも楽しめる要素ってことかな。
フォー・ルームス [DVD]
昔ホテルで接客係として、ベルボーイをやったことがある自分から言わせてもらえば、これはなかなかリアリティのある映画だった。
クリスマスから年末年始にかけては、変な客から変な注文がフロントに来るわ来るわで、ベルボーイも大変なのである。
個人的に特に共感を感じたのが三話目。というのも、全く似たような経験をしたことがあるからだ。
クリスマスに子連れで不倫を画策したちょっとおつむの足りないカップルが別室で仲良く情事に勤しんでる間、両方の子供を見ててくれと言われた時のことを、この映画を見るといつも思い出す。
圧巻なのは四話目で、この映画のおいしいところを全部さらっていってしまう。
なかなか酷い結末にもかかわらず、ティム・ロスが鼻歌まじりですごく楽しそうに演技をするせいで、すごく後味がいい。
見事なオムニバス映画だ。
すばらしい。
フォー・ルームス(アメリカ公開バージョン) [VHS]
コミカルで、単純に解りやすい作品が4点、一度に楽しめる作品である。
95年当時、アメリカで話題になっていた監督が集結し、コレだけの俳優を集められる作品は滅多にないように思う。
個人的には、アントニオ・バンデラス氏のファンなのもあるが、ロバート・ロドリゲス監督の子役の起用の仕方には舌を巻いてしまう。
クェンティン・タランティーノ氏の監督、俳優としての多才振りも良い。4話めは殊に切れが良く、小気味良いテンポに引きずり込まれてしまう感がある。
奇妙だと感じていたティム・ロス氏の動きが、最後にはなんとなく愛おしささえ感じるようなまとまりが、誠に妙で面白い。
日本公開時に上映されなかった部分も観れて、何となく得した気分になる作品である。