フツパー・デラックス・エディション(初回生産限定盤)
前作と同じメンバーで製作された(笑)ワイルドハーツの新作。前作は、新しい布陣で気合入りまくりと言う感じで、ある意味、肩に(過多に)力が入った作品だったが(モチロンそれはそれで最高でしたが)、メンバーとの仲も上手くいっているのか、リラックスした雰囲気も感じられる新作、これは見事に大吉と出た。
一曲目からずっと頭の中でループして止まりません、どうにかしてくださいっ!
なお、この最高な一曲目はナント日本版ボーナストラック。"CHUTZPAH"でアルバムをサンドイッチする仕掛けです。ボートラは合計4曲で、[10]など他にも名曲ぞろい、絶対に日本版を購入すべき。
BURRN ! (バーン) 2009年 10月号 [雑誌]
今回は、創刊25周年ということで、特集記事だらけです。
特に、「1984〜2009: アルバム200選」は、
1バンドにつき1枚ずつ、つまり、「200バンド/200枚」が紹介されています。
「若いHM/HRファン」、「これからHM/HRを聴こうというファン」、
「他ジャンルのファンだけど、HM/HRについてザッと知りたい人」にオススメです。
もちろん、「昔を懐かしむファン」にも。
インタビューの目玉は、MEGADETH!
Dave Mustaineが「新作・Endgame」「新メンバー・Chris Broderick」について、語ります。
クロス・レビューは、
MEGADETH 「Endgame」
SONATA ARCTICA 「The Days of Grays」 です。
ちなみに、私の初BURRN!は、柔道着を着たフィリップ・アンセルモでした。(笑)
長いこと、お世話になってます。
BURRN ! (バーン) 2009年 02月号 [雑誌]
唯一と言っていい、日本のHM/HR雑誌。
批判も多々ありますけど、メタルファンからすると
頑張って貰わなければなりません雑誌です。
今月号は、アンジェラ姉さんが表紙ですよ。(カッコいいっすなぁ♪)
一昔前なら考えられない表紙ですね。少しずつですけど変化はしていますよ。
今月号は、2008年のファン投票ハガキが付いてます。
Liveパフォーマンス部門は、たぶんこの表紙の・・・かな。
結果は4月号で。
Wild Heart
ソロ2作目のこの作品に収録された「StandBack」で彼女の大ファンになりました。
今までこんな声で歌う女性ボーカリストを聞いたことがありません。これは現在でも同じです。女性ヴォーカルと言うと、高音の伸びとか、声量とか「歌のうまさ勝負!」って感じですが、彼女は言ってみれば女ボブ・ディラン(あそこまでじゃないかなー)雰囲気が、彼女の最高の持ち味です。そしてまさかこんなかわいい顔からあんな声がっていうルックスとの不一致もまたいいです。
アルバムジャケットの写真を見ても分かるとおり、独特のファッションセンス、独特の価値観、独特の世界観をもった彼女はよく、ケイト・ブッシュと比較されました。しかしそこはアメリカン、どこかど根性的なところがあります。
この当時彼女は親友でをカウンセラーだった大切な人物をなくし、その夫と結婚しすぐ離婚したり、アルバムにも参加しているギタリスト、ワディ・ワクテルとの恋に燃え、と、私生活が凄く色々でした。彼女のこのマジカルでフェミニン、繊細で妖しい世界の仕上げのような感じです。
このあと彼女はよりロックへと流れていきます。妖精から派手なビジュアルのロックスターへ、時代もアナログ録音からデジタルへと変遷。これで70年代は終わった、80年代の始まりといった幕開けも感じさせるアルバムです。
ザ・ベスト・オブ・ワイルドハーツ [DVD]
いや~、純粋にかっこいいのもあり、はじけまくってるのあり、途中でいきなり終わるのあり、笑ってしまうほど低予算あり、エロありと本気だかシャレだか皮肉だか良く分からない魅力が満載のPV集。でもそんな彼らが大好きだな~。ジンジャーの作るメロディーって日本人好みなんだよね、きっと。「red light-green light」は世界一低予算なPVかも?