幸福の王子Vol.4 [DVD]
このドラマのもっとも切なく悲しい話が詰まっています。話の内容もまとめて一気に盛り上がりに入ります。1話から見たなら感動はかなり大きいはず。
『え…そうだったの?』と1話とのつながりに驚きを感じる作品です。
幸せな王子
恥ずかしい…
子供の頃読んで、
絵本じゃなく小説で読んだこともあって、
何度も読んだ絵本。
買おうと思って久しぶりに読んでみた。
子供がワイのワイの騒いでる絵本コーナーで
鼻スンスンいわせながら必死で我慢してたんだけど…
不覚にも…
何でこんな絵本に弱いんだろ俺…
全人類これを教科書にしよう。
The Happy Prince (Penguin Popular Classics)
この本の表題作である「幸福な王子」。これは悲劇である。小さい頃に初めて読み、幼心にも人間の愚かさが理解できて悲しい気持ちになったことをよく覚えている。そのころよりも少し成長した今、もう一度この本を開いてみた。人々の幸せを願って自らの身を犠牲にする王子、その王子の片腕となって働くツバメ。両者とも最後は命を失い、神に召される。哀れ、と言ってしまえばそれまでだ。しかしそこに何か温かいものがあるのはなぜだろう。それは王子とツバメの「愛」、そしてそこから生まれる小さな、しかしかけがえのない「幸せ」のせいではないだろうか。殺伐とした現代に生きる私たちに、ほんのひと時「幸せ」というものについて考えさせてくれる、これはそんな本である。
オスカー・ワイルドに学ぶ人生の教訓
オスカーは18世紀末の超保守的なイギリスにて
外国人、同性愛者という少数派のハンデを超えて
活躍した劇作家です。
少し屈折した人の見方から、
多数派に流されない生き方というものを説いてくれます。
少数派というものは、人を鋭く観察して
うまく振舞わないと、コミュニティから投げ出されてしまいます。
そのプレッシャーからオスカーが学んだ知恵が
この本に凝縮されています。
名言の一つ一つに原文(英語)がついているのも気に入りました。
前書きにもありますが、人に合わせることが辛くなってしまう人は
心の重荷をといてくれる本になるでしょう。
The Happy Prince and Other Tales (Classic Literature With Classical Music. Junior Classics)
高貴で悲しい王子様、おっちょこちょいで人のいいツバメ、いかにも俗な市議会委員、その演じわけが素晴らしいです。声だけでこんなに表現できるなんて、信じられないくらいです。特にツバメが、かわいいです。でも、バックにかかる音楽が、少し邪魔なのと、原文と比較すると、ところどころ飛んでいるのが残念でした。