純情少年物語―エルドラの章 (コバルト文庫)
アシュネの章に続いて第2弾!!
この物語の中で一番の山場!思い出すだけで胸にきます!!今もきてます…
泣きました。なんでこんなにもかわいそうなのか!と思うくらい可哀想で…
この章では、アシュネは自分の病気について知り、医者には絶対安静と言われてしまい、働けなくなります。。心配したリーズが助けてくれ、なんとか病状も安定。でもまた不幸が…私がこの本で一番涙した部分は第3章家族というところで「一人でいるのがつらかった。」「誰も知らない町で死んでいくのか」
というところでした。読んだらきっと涙します!
吸血遊戯(ヴァンパイア・ゲーム) (15) (Wings comics)
輪廻転生をベースにした話は結構読んだけど、この話はイシュターとダレス、デューゼルのパーソナリティーに支えられて余り暗くなりませんでした。最後まで誰がフェリオスの転生か分らずどうやらイシュターの子供がそうらしいということで終わってしまいました。最初の巻を読み返したけどデューゼルがイシュターの子供がフェリオスの転生体なんだと気づいた記述はありませんでした。途中からデューゼルがイシュターに恋心を抱いてフェリオスの転生体は誰かというのはどうでも良くなっていましたね。最初の物語の目的と大分違ってしまったようです。
でも壮大な終わり方でした。利己的なヴァンパイアのデューゼルが自己犠牲のスペルでイシュターとダレスを救ったのは感動的でした。5つ☆を進呈します。