マイウェイ ハイウェイ (初回限定盤)
ソロアルバムはやはりトラベラーズを超える物は出てない気がします。多分、トラベラーズは、ウルフルズという巣がある上で、冒険をしているので、心からはしゃぐことができ、彼の得意とするブルースを歌いきっているのではないかと。このアルバムは、トータスらしく歌うように命令されているみたいに聴こえます。彼独特の自由なノリや、低い声が少なく、安定した歌詞と曲をトータスっぽく作らされてる気がします。彼もプロですから、やってのけてますが、ソウルを歌えるミュージシャンに多くを求めると命取りになるかと。彼を貫けば固定ファンは絶対に離れないと思います。もしCDが売れなかったとしたらそれは不況のせいで彼の音楽のせいではないので、下手にいじくり回さないで欲しい。新しいファン層だって、貫いていれば耳のいい人が自然と付いてきます。《時代が求めるもの》ではなく、私はトータスが作るものを追いかけたいです。勝手な被害妄想かもしれませんが、CDから違和感を感じたので憶測してみました。彼の歌はCDに乗らない部分があります。ライブへ行って確かめてみたいと思います。生を聞くと、彼の場合CDとは全然違う曲に聴こえること多し。あのソウルを録音できる機械は無いのかも。
マイウェイ ハイウェイ (通常盤)
今まで彼にはあまり興味なかったのですが、
西日本新聞のインタビュー記事を読んで
少し興味を持ち、CDを聴いてみた。
まずどれも詩がいいのに驚いた。
偽りのない素直な詩ばかりで好感が持てる。
「僕は海じゃない」は聴いてぶっ飛んだ。
トータス松本ってこんないい曲作るの?って。
声も決して綺麗な方では無いと思うが、
(ファンの方ゴメンナサイ)
味のあるいい声だと思う。
今更ながら彼の過去の作品を遡って
聴いてみようと思った。