ビル・ゲイツの面接試験―富士山をどう動かしますか?
パズル式面接の歴史をたどり、マイクロソフトの面接例などを紹介した一冊。
ショックレー式面接や IQテストなどにも触れ、マイクロソフト式面接について
出題される問題例はもちろん、候補者側、採用側の視点なども交えて解説しています。
面接問題の例とページの多くを使って解説された解答編は非常に面白いです。
個人的にはパズル面接に関する問題点と改善方法の提案について興味を持ちました。
マイクロソフトや他の会社の面接パズルに触れることのできる一冊です。
エグゼクティブが身体を鍛える本当のワケ
スポーツクラブで、体を鍛えることの意識を高めてくれる1冊。
なぜ、著者がジムを経営するようになったのか、彼の自問自答が、利用者の気持ちも高めてくれます。
企業経営者たちが、忙しい時間の中、スポーツクラブに通ってジムで体を鍛えるのは、どうしてだろうか?
自宅で、ゆっくりくつろいだら…と思ったりしませんか。
気力と忍耐力、極限の判断力は体力に依存しています。
知人の70代の会長たちが、週に三日ほど1時間半、ジムで運動されている姿を見ていると、そこから運動の大切さを学びます。
p45「体が変わると、モチベーションやテンション、エネルギーが変わる」
p172 体を鍛えることは、新しい自分を手に入れることです。
著者は、アイスホッケーの選手から、スポーツクラブの経営者になられた人物です。
スポーツクラブの関係者には、必読書になると思われます。
彼らの意識を学ぶことで、体を鍛えるモチベーションを上げてみませんか。
この本から、前向きな気持ちで体を鍛えようと、現在、メタボな50歳の僕は思いました。
プライド DVD-BOX
映像作品を観てもあまり泣く事はないのですが、
良いドラマで、もう何回も鑑賞しました。
ハルとアキの関係。微妙な関係で進行して行きますが、
どうなるでしょう。
ハルのアキを思う心。
ハルはアイスホッケーは彼女を作ると手かせ足かせになるのでゲームから始まる関係ですが、
お互いの心の動きを見ていると心温まります。
竹内結子の可愛い言動もお薦め場面。
仲間って良いですね。
BOXでちょい購入も考えますが、これは買いです。
青春スポーツ小説アンソロジー ぼくらが走りつづける理由(ポプラ文庫ピュアフル ん-1-14)
それぞれの作家の特性が出ていてそれぞれが楽しめる短編集。
メジャーなスポーツよりも、自転車やアイスホッケーといった
どちらかというと競技人口が少ない種目のほうが話が心に入ってきました。
その中でも一番は須藤さんの「氷傑」でしょう。
NHKのラジオ文芸館でも取り上げられていましたね。
イメージは現東北フリーブレイズのGK高橋選手、というかんじでしょうか?
プロスポーツといっても所詮は会社の、そしてチームの歯車の一つ、ということを
あらゆる観点から取り上げている点は、プロスポーツのある一面を
的確に切り取っている気がします。
他の作品も読んでいて、「そういう選手がいるならみてみようか」
そんな気にさせる作品集です。