SEAMO ON DEMAND ~perfect clip collection~ [DVD]
実はマタアイマショウtearsを見たくて買ったのですが、同曲はもちろん他にも好きな曲に複数出会えてお買い得でした。ドライブ、ルパン・ザ・ファイアーなど副音声つきだとなお楽しい。まだ全部のコンテンツを見てませんが不安はありません。シーモさんのざっくばらんなトークもいいですね。
解夏 [DVD]
小学校教諭の高野隆之(大沢たかお)はしだいに視力を失いやがては失明するという原因不明の難病、ベーチェット病に冒された。隆之は天職である教師を辞め、結婚を約束していた恋人の朝村陽子(石田ゆり子)に別れを告げ、ひとり長崎に帰郷した。その後、再会をはたした隆之と陽子は故郷の美しい景観、旧友や家族の姿を心に刻むために長崎を徘徊した。ふと、立ち寄った禅寺で白髪の老人から“解夏”の話を聞くことに……。
二人の真摯な教育者が失明という絶望的状況を再生の時機として捉え直す。仁愛に満ち溢れた者たちの奏でるストーリーは深くしみいる。美しい景観、自然美である百日紅(さるすべり)、禅宗挿話の解夏(げげ)など簡潔なメタファーが作品に視覚的・質的に彩りを添えている。キャスティングの好例ではあるが、陽子を演じた石田ゆり子は思いのほか素晴しい。嗚咽や感涙を狙わない、磯村一路監督のナチュラルな作風は好感をあたえる。
父を送る まさしんぐWORLD CONCERT 2010(DVD付)
昨年末亡くなられたさださんのお父様を追悼する
ファンクラブ会員限定のライヴ盤です。
今まで何度もトーク集やエッセイ、
アルバムのライナーノーツ等で語られていた
お父様の生い立ちや、思い出話を交えて
それにまつわる楽曲で構成されたライヴ盤です。
さださんの言葉で語られたお父様の
人生や思い出話のあとで改めて
「戦友会」「銀杏散りやまず」を聴いてたら
じーんとしてしまいました。
DVD収録の三曲がこのライヴのハイライトですね。
精霊船をひく映像も収録されています。
初めて拝見しましたが、船を出される当家の方々には
大変な行事なんだなと驚きました。
もこもこもこ (ぽっぽライブラリ みるみる絵本)
レビューを参考にして購入しました。
生後5ヶ月ごろから読み聞かせています。
最初はあまり興味を示さず、面白くないのかな?と思いました。
が、現在、8ヶ月、本を見せるだけでニコーッと喜びます。
「もこもこもこ」と私が読むたびにキャーと叫びます。
できるだけ抑揚をつけて読むと喜び倍増です。
若大将50年!
加山雄三さんのデビュー50周年記念コンサートに足を運んでみた。この人の凄いところは、音楽的なオリジナリティの高さにも関わらず決して求道的にならないことで、その結果として谷村新司さんが言うように「加山雄三/弾厚作」という幅広い1ジャンルをいつの間にか築き上げてしまったことにある。ポップス、ロック、フォーク、クラシック、ジャズ、カントリー&ウェスタン、演歌・・・と、何をやっても「加山=弾ワールド」になってしまうというのは、加山さんのミュージシャンとしての軌跡、功績を見てきた人であれば誰もが首肯するところだろう。
加山雄三さんの音楽の影響を受けてきたというミュージシャンは少なくない。加山さんが名付け親になったザ・ワイルドワンズの加瀬邦彦さんは勿論のこと、さだまさしさん、谷村新司さん、南こうせつさん、山下達郎さん、桑田佳祐さん、坂崎幸之助さん、日野皓正さん、森山良子さん、竹中直人さんらと加山さんの関係の深さは特によく知られている。今回のコンサートには、さださん、谷村さん、こうせつさん、森山さん、アルフィーも出演するという豪華さで、それぞれの方が加山さんとコラボをし、このメンバー全員で『座・ロンリーハーツ親父バンド』(作詞:さだまさし、作曲:弾厚作(加山雄三))という新曲を歌ったが、古希を越してもまだ新しい曲を書き続けている加山さんのバイタリティは素晴らしいと思った。
『若大将50年!』は、このコンサートで加山さんが歌った曲を収録したもので、『座・ロンリーハーツ親父バンド』はもちろんのこと、アルフィーとのコラボによる『夜空の星』、さださんとの『君といつまでも』、森山さんとの『旅人よ』、こうせつさんとの『白い砂の少女』、谷村さんとの『サライ』などが含まれている。また、アメリカン・ポップスのボーカリストとしては定評があり、ペリー・コモと共にレーガン元米大統領の前で歌ったこともある加山さんだが、このアルバムでは『知床旅情』、『夜霧よ今夜も有難う』、『愛燦燦』、『上を向いて歩こう』、『思い出の渚』というジャパニーズ・昭和・ポップスを5曲歌っており、そこにも現在の加山さんのこだわりが感じられる。
アルバムのラストには加山さんが奥様のために作ったという『ハーモニー』、そしてボーナストラックとして加山さんが学生時代に結成していたカントリー&ウェスタンのバンド「カントリー・クロップス」を再結成して演奏した『My Shoes Keep Walking Back to You』が収録されており、これもなかなか嬉しい構成だなと思った。加山さんにはこれからもずっとお元気で、素敵な曲を作り、歌い続けていっていただきたいと、心から願っている。