サ・ガ バトル楽曲集
私はGBからサガシリーズをプレイしましたが、長くシリーズに親しんだものとしては聞くだけで様々な気持ちがあふれてしまいます。原曲収録というのがまたそれに拍車をかけます。サガシリーズと共に成長してきたような、サガを愛する人にはお勧めです。思い出の力で名曲補正がかかりまくることでしょう。
逆に、思い出がない人にはGBのサガシリーズなどの曲はただのショボイ曲にしか聞こえないと思うので注意です。
サ・ガ3 時空の覇者
サガシリーズ第三作。
これまでのシリーズと異なり、ファイナルファンタジー(FF)シリーズのように男の主人公と仲間達、というパーティ編成。
(途中でランダム変化する特殊能力でなく魔法を購入かダンジョンで手に入れて使うシステムはFF3に近い。)
シナリオも、以前より悲劇要素が追加されているため、その点もFFに近い。
だが、人間が肉を食べると獣人に、そして獣人が肉を食べるとモンスターになり、人間がメカの部品をつけるとサイボーグに、サイボーグがさらにロボットの部品をつけるとロボットになるというように段階的な変化をするため、プレイヤーによって多様なパーティ編成が可能。
だが、独自のシステムに慣れるまでかなり戸惑うので、説明書は必ず一読する事をお勧めします!
サガ3時空の覇者 Shadow or Light オリジナル・サウンドトラック
曲によって違いますが基本はオリジナルの作曲者 笹井隆司氏による作曲/編曲。
次いで笹井隆司氏による作曲/伊藤賢治氏編曲のパターンが多いです。
合間に笹井隆司氏と伊藤賢治氏が作った新しいバトル曲が入ってる様な構成です。
バトル曲は結構充実しています。
音の印象はロックっぽい編曲だと思いました。
特に笹井隆司氏の編曲がベースやドラムがロックっぽい。
MIDIのキットで言うパワードラム系のドラムが全編力強く鳴ってる印象です。
伊藤賢治氏の新曲「パイルアップ・スタック」「ホールド・アウト」はかなりRomancing SaGaっぽいです。イントロ、ベースの音色、メロディがイトケン節といった感じです。
ラストバトル、追加ボス曲は原作者である笹井隆司氏が新曲を提供していて、これもドラマを感じさせるバトル曲となっています。
ステスロスのテーマはゲーム中では短いシーンしか流れないのですが、実際には結構長いアレンジになっています。
ボーナストラックはGBサガシリーズのオープニング、つまり植松氏が作った曲の伊藤賢治氏アレンジですが意表をつくバンドサウンドになっています。
ツインギターがガンガン鳴っている派手なアレンジですが、GBシリーズの完結編と言った趣がありなかなか良かったです。
SQUARE ENIX SaGa Series 20th Anniversary Original Soundtrack -PREMIUM BOX-
前々から興味があって2ヶ月も前から予約していて、今日届きました。やはりサガの曲は名曲ぞろいですね。聴いてて鳥肌がたつくらいかっこいい曲が多くて、非常に聴き応えある内容になっていると思います。サガのサントラをもっている方にはこの発売は残念に思われるかもしれませんが、1枚もサガのサントラ持ってないという方、サガの熱狂的なファン、コレクター思考のある方には値段ははりますが、買って損はないと思います。このCDを聴けばきっとサガのすばらしい曲に感動し、心癒されるはずです。お勧めです。