ヌードの夜/愛は惜しみなく奪う ディレクターズ・カット 完全版 [Blu-ray]
スクリーンで都合三度も観ながら、再会をずっと心待ちにしています。自分でも異常じゃないかと笑っちゃうのだけど、これはひとえに佐藤寛子の豊潤な肉体を目の当たりにして感じる“驚き”に歯止めが掛からないせいです。はち切れんばかりのボディが乱舞するのを前にして、とめどなく“嬉しさ”が漏れ溢れる。まるで霊泉のような有り様。汲めども汲めども尽きぬ想いにいささか溺れ気味です。
彼女の魅力は外観から放つものだけでなく、内側から照射されて来るひたむきさと薫り立つ知性に由来するのでしょう。講談社の「FRIDAY」に彼女が寄せた文章がありますが、これを読むと実に生真面目で固い性格であり、今回の役柄にも真摯に取り組んでいたことが読み取れます。「自分が日々何気なく生きている中で、恐れや不安から築いてしまった常識や固定観念というものを壊したかった」、「私の夢。ひとつ気付いたこと。スクリーンの中の人物も、私も、いつだって同じなんてことはきっとない。うつろうもの、それを生きたい」、こんなことをさらりと書けてしまう辺り、飛翔を始めた女優の片鱗が見え隠れして目がどうにも離せなくなる。応援したくなってしまうのです。
求人情報誌のインタビュウでは、目標とする女優としてエマニュエル・ベアールの名を上げていました。碧眼に艶やかなブロンドをなびかすベアールの美貌は、国籍や男女問わず誰もが頷くところです。成功おさめた麗人の一挙手一投足に注目し、その幻影にすがろうとする女性ならではの淡い夢追いと思いきや「自然体で、老いをも受け入れる潔さに憧れています」と言うのだから、やはり佐藤寛子というおんなは只者じゃないですね。
二十五才のひとりの女性が人生を賭して挑んだ作品です。グロリア・スワンソン(「サンセット大通り」)、ビビアン・リー(「欲望という名の電車」)、ベティ・デイヴィス(「何がジェーンに起こったか」)、香川京子(「赤ひげ」)、シシー・スペイセク(「キャリー」)、イザベル・アジャーニ(「ポゼッション」)、喜多嶋舞(「人が人を愛することのどうしようもなさ」)、それに連なる鮮烈なる演技。驚き、嬉しく、そしてきっとアナタも溺れるはず。どうか観てあげてください。
ヌードの夜/愛は惜しみなく奪う ディレクターズ・カット 完全版 [DVD]
2010年の10月に公開され、ヨコハマ映画祭では主演の佐藤寛子がいきなり新人賞を獲得してしまった『ヌードの夜 愛は惜しみなく奪う』のディレクターズ・カット版。どこがどのように変わったかはファンサイト「石井隆の世界」http://fun.femmefatale.jp/ に詳しいですね。佐藤寛子の出番がかなり増えているみたいなので、ファンには垂涎の一枚でしょう。
ところで、石井隆が過去の監督作品で“ディレクターズ・カット”を打出しているのは意外にも少ない、いや、少ないどころか『GONIN』の一作だけです。劇画時代の加筆に次ぐ加筆は有名な話ですが、映画に後から手を入れることってほとんど無い。近作の『人が人を愛することのどうしようもなさ』にしたってそう。発売されたDVDには喜多嶋舞の未公開シーンが呆然とするほど収録なっていましたが、それらは本編とキレイに分離された、あくまでも「映像特典」なのでした。
それぐらい石井は映画の編集に入魂している。鬼となって捨てるべきものは捨てる、そんな厳しさを秘めた“外柔内剛の人”と受け止めています。フィルムの上を滔々と流れる人間模様の微妙な間合い、あえかな呼吸、受け手に及ぼす生理的効果に敏感この上ないのです。作り手としてのこだわりと自信がワンフレームごとに溢れています。
『GONIN』については劇場公開版もディレクターズ・カット版(リアルエディションと謳っていました)もどちらも自分の作品であるし、共に自信作である旨の発言をどこかでされていましたが、(個人的な意見として)後者は情感も内実も詰まった怒涛の仕上がりになっていて、これ観ずして『GONIN』を今後語るなかれと言いたくもなる、そんな高層へと到達していました。一度世間に送り出した“完成品”に手を入れるというのは石井にとって実にそういう事である訳です。
石井監督の内部によほどの執心がなければ成立し得ない企画でしょう。ですから、DVD購入を検討する場合は迷わずこちらを選ぶべきなのです。ヒロイン佐藤寛子の、と言うよりも物語の主人公“れん”の、19分間も追加されて面前に露わとなる伸びやかな肢体、緑の黒髪、明眸皓歯の面影、玉の肌に目がくらんでばかりじゃなく、蔭でうごめくもの、つまりは漏れ出た言葉や不意打つ吐息、変幻自在の眼差しといった火花みたいな一瞬を石井世界を愛する者ならば獲り逃してはならない。
片時も弛緩せずに凝視した先の、さらにその先に『ヌードの夜 愛は惜しみなく奪う』という物語と“れん”という少女の本質がいよいよ見えてくる。“完全版”と出逢えるのはファンにとって僥倖だと思います。目の保養にも絶対なるし、どうかご一考ください。
U WAVE 2 FRE-QUEN-CY
ファンクラブ先行版にて入手。 前作から4年が経過しその間にメンバーも入れ替わった。
作詞は森雪之丞からRevo、田中花乃に代わり、作曲では今まで中心にいたベースの石井ヤスシが脱退し、土橋安騎夫が全面的に担当する様になっ
た。
ライブでお馴染みに成ったM-06 Smoky WomanやM-10 Innocent Cloudのアナザーミックス
今まで未発表状態だったM-02 Wave of Memoriesが収録されています。
TM NETWORKとはまた違った宇都宮隆の一面が垣間見れます。
ちぎれた愛の殺人〈ワイド〉 [VHS]
ジャンル映画の天才監督、池田敏春の傑作サイコサスペンスです。脚本は盟友石井隆ときたら傑作間違いない!佐野史郎はイメージ通りの、こちらの観たいものを見せてくれる。女刑事の走りは素晴らしい!
ヌードの夜/愛は惜しみなく奪う 竹中直人×佐藤寛子 (キネ旬ムック)
遂に入手したゾ、「ヌードの夜/愛は惜しみなく奪う」写真集。
男性週刊誌にも佐藤寛子写真集にも掲載されていない、
という評判だった袋綴じの中身は……
マルヒ蔵出しのヌルヌルローションプレイ&美巨乳のパイズリ!
寛子ちゃんのボディは、
どアップで「トータルリコール」に、つまりはさながら
視覚を超え五感に訴えるかのごとく迫る!
それは竹中直人じゃなくっても、
彼女が性夢に登場するのは当然ですよ。
乳輪のプチプチまで、
アンダーの毛並みまで
しっかり確認出来る、
感涙の永久保存版!
この圧倒的クオリティで
1000円なんて、リーズナブルすぎです。