鯨
BSで放送されていた「ふたつのスピカ」のOP曲である
Buzyの「Venus Say」。
私もそこからはまった一人です。
CD発売も当初は未定でしたが発売されて聴いてみましたが、
「Venus Say」の元となった「鯨」もなかなかいいです。
メロディは双方同じですが歌詞や長さが違うと結構感じが違います。
とにかく、「ふたつのスピカ」にはまった人もそうでない人もこれでまた一段とはまるかもしれません(笑)
ふたつのスピカ 14 (MFコミックス フラッパーシリーズ)
いつもの訓練、しかし訓練内容よりも皆の心理描写がいつもよりさらに重点がおかれていたのは展開として当然か
マリカの友人との絆がさらに強くなり、そして父のマリカへの思いを見ることができたのが印象深い
ランニングのときに初めて見たひっつめ髪のマリカに萌え(笑)
ふっちーの、アスミへの想いがケイにも知られるに至ったのにこの巻末… 12巻の再現か?
どれも心揺さぶられる話です
ところで巻末の「もうひとつのスピカ」、今回はちょっと雰囲気が違っていたような
あと、前巻から3カ月で発行されたのがとてもうれしかった
NHK ドラマ8 ふたつのスピカ <3 Disc Set> [DVD]
僕はあえて原作を読まずに挑みました。原作ベースのアニメも見てません。
キャストが全員いわゆる美男美女揃いでないところにリアリティを感じる。
…という戯言はおいといて。
夢、努力、友情、恋、挫折、そして出会いと別れ。
とにかく形(かた)としての青春ドラマに必要なものはすべて詰め込んであります。その上でキャラクターの描写や演技がスゴイ。とにかく若手主要キャストの演技、キャラクターの作り込みがすばらしい。全員にそれぞれ違ったアングルで感情移入できるという点では30年前の名作アニメ「機動戦士ガンダム」にすら匹敵します。
とくに、主要キャストの中では、能力的には凡人という描かれ方をしている、いわば脇役の府中野新之介と近江圭。彼ら一人ずつが物語の揺れ動く軸となっていて絶対不可欠な存在。高校生の男女混成グループというリアリティのあるムードを演出しているのも主にこの二人。
クドクドと冗長になることなく7話でまとめられたのも彼らの功績によるところが大きいでしょう。狂言回し的な位置でもあります。
話としては、現在進行なリアル中高生よりも、むしろ細田アニメなどに代表される「おっさんホイホイ」の類いです。おれの高校時代はこんなにキラキラ輝いた日々じゃなかった!と思わされること請け合い。でもこの作品の本当にすごいところは、ただ「青春ってイイナー;0;)」話で終わることなく、「大人になるって意外と悪くない」という前向きなメッセージが強力に伝わってくること。
そういう意味では歌はオレンジレンジじゃない方がよかったかも。
あと音声がよい。
各キャラクターのセリフが生々しく聞こえます。
残念な点もひとつ。
DVDでフルHDのテレビに出力すると各種アップスケールやら画質向上機能を調整・駆使してもやはり画質が悪い。もともと地デジで放送された作品であり、映像としては「フィルムの質感をめざした(オーディオコメンタリーより)」撮り方がされている部分もあるのだから、Blu-rayでも出してほしい。
それにしてもレンタル版とセル版で内容が違うとは。。。NHKも商売上手になったなオイ!
最後に、桜庭ななみ。
やっぱり君は走るのが速そうには見えない(笑)
ふたつのスピカ 1 (MFコミックス フラッパーシリーズ)
まずストーリーが良い。
日本初の有人宇宙ロケット「獅子号」が墜落してしまい
幼くして母を亡くした主人公、アスミ。
彼女が東京宇宙学校に入り、宇宙を目指すというストーリーです。
感動や友情の大切さ、ちょっぴり切ないとこもあっていいです。
また、絵がほのぼのとしていて、どこか暖かさを感じました。
普段は感動などしない俺ですが、ポケットティッシュ無くなりました。
感動で涙出まくり・・
まさに傑作!大人になるまで大事にしたいです。
ちなみに俺はまだ中坊ですが(笑)これを読んで、アスミと同じようにいつか宇宙へ行きたいという「夢」が芽生えました。
ふたつのスピカ 16 (MFコミックス フラッパーシリーズ)
2000年7月から始まったアスミ達の物語であるが、9年の歳月を経て、ここに完結した。
15巻のあとがきで、作者が「今描いている自分の作品が誰かにとってのタイムマシンになれたなら、こんなに嬉しいことはないんだけど」と語っている。私事で恐縮だが、この9年が自分の中学、高校、大学時代に相当するため、既巻のページをパラパラとめくり、彼らの学園生活を見るたびに、自分のほろ苦さで埋め尽くされた学生時代の思い出が、あたかもタイムマシンを使ったかのように思い出されてくる。
それにしても、人が一生懸命頑張っている姿って本当に素敵だ。その姿を馬鹿にする人も多いけど、それは頑張ったのに失敗に終わった時、傷つくのが怖いから。でも、そこから得られる成長もある。何事にも全力投球なアスミの姿勢を、自分は見習っていこうと思う。
物語全体の内容について欲を言えば、主要5人とそれ以外の宇宙飛行士コースの人たちとの絡みを少し見たかった。でもまあ、まとまりのある話にするためには仕方がなかったのかもしれない。
最後に、この作品に出合えて良かったと声を大にして言いたい。過去に夢を追い求めた人、今夢に向かって邁進している人、まだこれといった夢を見つけられていない人、そんな人達におすすめです。