幻霧ノ塔ト剣ノ掟
某誌ではとても低い点をつけられて、極一部で話題になりましたが
あの点数を見て買うのを控えた人が一人でもいると思うととても残念な気持ちに
なります。
ただ、実際やったらわかるけど、最初からいわゆるライトゲーマーは眼中にないのかもしれないと思うような理不尽さがあるので、迂闊に手を出すと訳わからん謎解きと敵の圧倒的な物量作戦にぶち切れるでしょう。
個人的には続編が出て欲しいゲームNO.1ですが、売れてねぇし無理だろうなぁ・・・
最後に音楽はやばいぐらい素晴らしいです 特に6階、7階はずっと聴いてたいぐらいです
アルビオンの夜の女王 -魔王子たちの紫の祝宴- (B’s‐LOG文庫)
今回の敵役は二人。昼ドラ的経緯でぶっこわれてる魔女と某キャラ縁の方です。
後者が意外に憎めなくて、こうきたか〜、と思いました。
セシアとウォーカーたちの掛け合いは今回もたくさんあって、
ルーシャスとは、えっ?そんなことしたの?的なシーンもあります。
っていうか、脱ぐのありだったんだ。。。。
おもしろさは前作から変わってないので、買ってよかったなと。
ラブコメ脳の自分的には、もうちょい甘めのシーンがあってもいいですけど(笑)
アルビオンの夜の女王 -金色の闇と愛の密約- (B’s‐LOG文庫)
主人公2人の距離感が好きなシリーズでした。
無表情だけど、実は情がある魔王子、自分の役割を理解し、芯のある主人公
ストーリーもテンポもツボでした☆
残念なのは、魔王子長男が出てこなかったことと
2人の関係が結局どうなったの〜??
そして、執事さんの正体が結局うやむやだったことかな…
せめてもう2巻くらいあれば、すっきり最終回って感じになったのかな〜?
続巻希望…
ゼルダの伝説 ムジュラの仮面
ムジュラの仮面って、自分的にすごくツボのゲームでした。
ちょっと不気味でシュールで、でも画面から伝わってくる不思議な暗さに安らぎを覚えたり…。
あの独特の、「時のオカリナ」から更に一歩怪奇/幻想路線に突っ込んだ世界観を彩るのに、音楽も一役買っていました。
根幹にある「リンクの知ってる世界」、すなわちステレオタイプの西欧的ファンタジー世界の亜種であるのが今作のゲームだとすれば、
音楽も、根幹にある西欧の民族的音楽だとかファンタジーの常套句に、奇妙な陰を宿らせたのが今作の音楽だと思います。
明るいけど、怖い。キラキラしてるけど、暗い。奇妙だけど、安らぎます。
アンビエント/チルアウトの方面からこの音源探してる人も、ぜひ。
彼らの流儀 (新潮文庫)
星3.5個
アメリカの名コラムニストであるボブ・グリーン彷彿させるコラム集。
著者本人が言う通りこの本は「発光体は外部にあり書き手はその光を感知するにすぎない」というスタンスによって描かれているためか、
対象となっている有名無名の人々ひとりひとりがとても生き生きとしている。
このコラムに描かれているものは、物語のように始まりと終わりがハッキリしているわけではない。
それはその話が進行形の現実の話だからであり、そしてそれが独特の読後感をもたらしてくれる。
一つ一つは短いコラムだが一人の人間の人生が凝縮された中身の濃いものである。