ファミコン 20TH アニバーサリー オリジナル・サウンド・トラックス VOL.2
子供の頃遊んだ思い出を鮮明に蘇らせてくれる、そんな1枚です。
思い入れのあるソフトが一つでもあれば、それだけで十分です。
私の場合、「迷宮組曲」と「スペランカー」が入っていたので十二分でした。
特に迷宮組曲は、楽器箱を集めていく過程(音の重なり)がしっかりわかる
構成になっています。当時は、♯(2点)を追い求めていただけなので、
楽器がどのように合わさっていくか、全く気にも留めていなかったのですが、
改めて聴くと巧くできているな、と感心しました。
他にも「リンクの冒険」や「チャレンジャー」、「シティコネクション」など、
子供の頃遊んだ(クリアできなかった)ゲームたちのオンパレードです。
逆に言うと、分からないソフトはなんだこれ?という感想しかありませんが、
2000円ちょっとという値段を考えれば高いとは感じませんでした。
一つでもこれが聴きたい!というタイトルのものがあれば迷わず買うことをお奨めします。
ハドソンベストコレクション VOL.3 アクションコレクション (チャレンジャー・迷宮組曲 収録)
画面サイズの関係上、キャラ縮小などの画面構成に微妙な違いはあるものの、
再現性は高め。ただ、なんとなくサウンドの質が悪い気がする。
ゲーム中にうっかり[R]ボタンを押すと、補助メニューが表示されてしまいドッキリする。
ファミコンミニにあった「スリープモード」がなく、
「迷宮組曲」のプレイが辛い(やる気が起きない)。
タイトル画面から「シュウォッチ」モードへの移行が
ボタン連打しなければいけないのが謎仕様。
個人的に「忍者ハットリくん」とカップリングして欲しかった。
高橋名人伝説 -魂の16連射-
高橋名人、凄くきれいな声です。そして随所に仕掛けられたニヤリとする笑いのネタとカオスな編曲。
アップテンポからミディアムまで、たっぷり聞かせます。テクノ、メタル調からみんなのうた風まで実に様々。
カッコよく美しいメロに何故か?深〜い歌詞がツボです。飽きずに聞けますよ。
試しに配信やニコ動でボンバーマンとかスターソルジャーきいてみて!
ミロンの迷宮組曲
小さかった頃欲しかった、あるGBソフトと間違えて買ってしまったソフトがこれです、やってみると割りと難しく幼い私はお手上げ状態だったのを覚えてます、内容的にはなかなか悪くない出来だったと思います、その後欲しかったあるソフトもちゃっかり手に入れました(^_^;)
迷宮組曲
当時友達から借りたのですが全くクリアできなかったソフトのひとつです。
アクションは当時の小学校低学年にとって激ムズでした。
最後のボスなどはまったく歯が立たなかったことを鮮明に覚えています。
このゲームの真骨頂は音楽です。
まさに音ゲー。この一言に尽きます。
まずは、井戸の音楽。
あの焦りを誘うような導入部分と、後半への盛り上がりは
(私にとって)ファミコン至上1,2位を争うような名曲です。
携帯の着信などでも置いているサイトがあるので、
興味がある人は是非探してみてください。
もうひとつは全ての楽器を探し出した時のオーケストラ。
当時のファミコンからは思いもよらない出来になっています。
この感動を最高のものにしてくれるのは、やはりひとつずつ
音が増えていく過程を踏まえていくところでしょう。
曲が、数多くの旋律によって出来上がっているということを
子供心に植えつけられた一曲です。
お姫様を助けるか、曲を集めるかどっちが主だか、最後には
よくわからなくなってしまったような思い出がありますが、
それもまた良き思い出として☆5つの評価です。