トータル・リコール (文春文庫)
~面白かった!!"偽の現実"がテーマのP・K・ディック(アンドロイドは電気羊の夢をみるかの作者映画にもなった「ブレードランナー」)の名作短篇をもとに成った映画の、人気SF作家による長篇化。ってことで,映画をもとに長編化した事が気にくわなくて,全く期待してなかった。前半は,映画そのままで,後半の異星人のくだりがよかった。これをそのまま映画化~~して欲しかったな。映画自体は,SFというより,アクション映画になってしまっていた。~
パピヨン ジェリー・ゴールドスミス作品集
映画音楽の巨匠、ジェリー、ゴールドスミス。
手がけた映画音楽は猿の惑星、エイリアン、ランボー、オーメン等々、とにかくハリウッド映画の音楽には欠かせなかった人物。
このアルバムは04年7月21日惜しくもなくなった75歳で亡くなった彼への追悼盤です。
オリジナルスコアを使用し、竹本泰蔵、現田茂夫、沼尻竜典など日本を代表する指揮者陣と日本フィルによる演奏で収録しています。
最新録音技術によりとても迫力のある音質なので、彼の音楽を聴くならこのアルバムがオススメです。
若干選曲に疑問があるので星ひとつ減らします。
EXITENTIALIST A GO GO
わたしはまずシングルでこのアルバムを知りました。
B面収録のはずの「チョット辛いんだ」(どれがカタカナでひらがなだか忘れてしまうw)に大きな感動を禁じえませんでした。
どこが辛いんだか判らないのん気な曲調に歌い節。
でもひとってそんなちぐはぐな頼りない生き物なんだ、と妙に納得できます。
この一曲で買いです。
トータル・リコール [DVD]
P・K・ディックの短編小説「追憶売ります」を元ネタにしたSF大作。
美人の奥さん(まだあんまり有名じゃなかった頃のシャロン・ストーン)や仲間と平和に暮らしていた主人公クエイド(シュワちゃん)だったが,何故か行ったこともない火星の夢に悩まされていた。しかしある日,夢の世界を体験できる装置を試したことがきっかけで,自分の記憶が作り物であることに気付き,本物の記憶を求めて火星を目指す・・・
セクシー&バイオレント,そしてアイロニーに満ちた作品を得意とするポール・バーホーベン監督ですが,本作では彼の得意技は抑えめに,割とまっとうな映画作りに専念しています。当時話題になった鼻の穴から○○を出すシーンを始めとする特撮もなかなか。私的には「超お気に入り」というほどではないのですが,ハイレベルで完成度の高いSF作品であることは間違いありません。
トータル・リコール [DVD]
This is one of Arnold’s best. Take a great lineup of actors. Throw in a good story by Philip K. Dick (screen play by Ronald Shussett, Dan O'Bannon, and Gary Goldman). Add a well designed set that make you feel you are there. And you have the makings for a pretty good movie. With a few exceptions it is hard to tell the good guys format the bad and with several plot twists it is hard to know if you should root for the good guy or the bad. A hint stick with Arnold and you can not go wrong (Maybe).
Douglas Quaid (Arnold Schwarzenegger) a mild mannered construction worker, who is happily married to Lori (Sharon Stone), and seems extraordinarily attracted to life on Mars. Now Mars is settled and basically ran by a mining consortium. And the least Douglas can do is take a vacation there. Discouraged by his wife he decided to take a virtual trip there.
Oh no, something has gone wrong. It turns out that unknown to him he is not Douglas Quaid. He finds out that his whole history is a lie. Now people are out to kill him and he must find out who he is and why. If he escapes, the journey will take him to Mars to fulfill his or someone’s destiny. Good or bad we are along for the ride.